TOKYU CARD ClubQ JMB(以下、東急カード)は、東急線の定期券購入やPASMOオートチャージ、東急ストアなどの対象サービスでTOKYU POINTを貯められるクレジットカードです。
結論からお伝えすると、東急線の定期券を購入し、対象店舗も継続的に利用する方なら、2年目以降の年会費1,100円(税込)を上回るメリットを得られる可能性が高いでしょう。
一方、東急線や対象施設の利用が少ない方には、年会費無料のカードが合うケースもあります。
この記事では、僕が公式サイトの条件を一次ソースとして洗い出したうえで、
- 年会費1,100円の元が取れる利用条件
- 4つの利用例で見る損益シミュレーション
- PASMO一体型と分離型の違い、申込み前に必要な登録
まで、年会費無料・1%還元のカードと無料のTOKYU POINT CARDを組み合わせた場合との比較を含めて具体的に整理しています。
りゅか最後までご覧いただくことで、ご自身の使い方で
年会費の元が取れるかどうかを、数字で判断できる内容になっています!
参考:東急カード公式サイト(TOKYU CARD ClubQ JMB)
東急カードはどんな人におすすめ?先に結論

東急カードを検討する基準は、「東急線沿線に住んでいるかどうか」だけではありません。
東急カードだからこそ増えるポイントが、2年目以降の年会費1,100円を上回るかで考えると、判断がぐっとしやすくなります。
ここでは、申し込みを検討しやすい人と、年会費を回収しにくい人を分けて整理していきます。
申し込みを検討しやすい人
りゅか次の条件に当てはまる方は、年会費を回収できる可能性が高いです!
- 東急線PASMO定期券をTOKYU CARDで購入する方
- PASMOオートチャージを利用する方
- 東急ストアなどの対象店舗を継続的に利用する方
- 貯めたTOKYU POINTをPASMOチャージやJALマイル、バリューチケットに使う予定がある方
- 必要なID連携やキャンペーンへのエントリーを管理できる方
特に、定期券購入と東急ストアでの買い物を組み合わせる方は、カード独自の上乗せ分が年会費を超えやすくなります。
具体的にいくら差がつくのかは、後ほど年間利用額を使って試算します。
年会費を回収しにくい人
反対に、次のような使い方が中心の方は、年会費の回収が難しくなります。
- 東急線や対象施設をほとんど利用しない方
- 年会費無料であることを最優先する方
- Apple Pay・Google Payへクレジットカードを直接登録したい方
- ポイント獲得に必要な登録やエントリーを管理したくない方
- 東急グループ外の決済が中心で、Web明細を登録しない方
東急グループ外の一般加盟店では、Web明細登録があれば1%、なければ0.5%のクレジットポイントが基本になります。
Web明細登録時の1%だけを見れば年会費無料の1%還元カードと同水準ですが、2年目以降は年会費がかかる点に注意が必要です。
東急線や対象店舗での上乗せを使わなければ、差はつきにくいでしょう。
参考:TOKYU POINT クレジットポイント(東急カード公式)
りゅか僕なら「定期券を買うか」「東急ストアを日常的に使うか」の2点で、まず絞り込みます。
どちらも当てはまらない場合は、年会費無料カードのほうが素直に得です。
TOKYU CARD ClubQ JMBの基本情報

出典:東急カード公式(TOKYU CARD ClubQ JMB)
この記事では、一般カードの「TOKYU CARD ClubQ JMB」を中心に解説します。
PASMO一体型やゴールドカード、航空会社との提携カードは別の商品・券種にあたり、年会費や特典も異なる点にご注意ください。
ここでは、年会費まわりの基本スペックと、PASMO一体型・分離型の選び方を順に見ていきます。
年会費・ポイント・家族カード・ETC
りゅかTOKYU CARD ClubQ JMBの基本スペックは、以下の通りです!
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発行会社 | 東急カード株式会社 |
| 本会員年会費 | 初年度無料/2年目以降1,100円(税込) |
| 家族カード年会費 | 初年度無料/2年目以降330円(税込) |
| 国際ブランド | Visa / Mastercard |
| 東急グループ外の一般利用 | Web明細登録あり:200円(税込)につき2ポイント 登録なし:200円(税込)につき1ポイント |
| PASMOオートチャージ | 対応。所定の登録で最大1% |
| ETCカード年会費 | 無料 |
| JALマイレージバンク機能 | あり。TOKYU POINTとJALマイルを所定の条件で相互交換可能 |
| 付帯保険 | 海外旅行保険。適用には対象旅行代金の事前決済などの条件あり |
出典:東急カード公式(TOKYU CARD ClubQ JMB) / TOKYU POINT クレジットポイント / 家族カード / TOP ETCカード
東急グループ内では施設ごとに加盟店ポイントとクレジットポイントの条件が異なり、クレジットポイントは1回の利用明細ごとに計算される仕組みです。
対象外の取引や異なる加算率もあるため、利用先ごとに条件を確認しておくと安心でしょう。
PASMO一体型と分離型はどちらを選ぶ?

出典:東急カード公式(TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO)
一般カードには、クレジットカードとPASMOを別々に持つ分離型と、1枚にまとめたPASMO一体型があります。
| 比較項目 | PASMO分離型 | PASMO一体型 |
|---|---|---|
| 向いている人 | モバイルPASMOを使う方、カードとPASMOを分けたい方 | 物理カードを1枚にまとめたい方 |
| PASMO | 手持ちの記名PASMOやモバイルPASMOと組み合わせる | クレジットカードにPASMO機能を搭載 |
| モバイルPASMOへの移行 | 分離型カード自体にPASMO機能がないため、モバイルPASMOを選びやすい | 一体型PASMOをモバイルPASMOへ移行できない |
| 退会時の注意 | 登録サービスや継続課金の変更が必要 | カード返却前に駅でPASMOの分離、払戻し、定期券移し替え等が必要になる場合あり |
出典:東急カード公式(分離型) / 東急カード公式(PASMO一体型) / 東急カード公式FAQ(ご退会について)
スマートフォンでPASMOを利用する予定があるなら、分離型のほうが管理しやすいでしょう。
一体型は持ち物を減らせる一方、モバイルPASMOへ移行できず、退会時にもPASMO側の手続きが増えます。
りゅか「いずれモバイルPASMOに移すかも」と少しでも思うなら、僕は分離型を選びます。
あとから一体型を移行することはできません。
東急カードの主なメリット

東急カードの価値は、東急線と東急グループの店舗を「まとめて使う」ほど大きくなります。
ここでは、ポイントが貯まる場面と使い道を4つに分けて掘り下げていきます。
東急線の定期券・乗車・PASMOオートチャージでポイントが貯まる
東急線PASMO定期券を、登録条件を満たしたTOKYU CARDで購入すると、交通ポイント3%とクレジットポイント0.5%を合わせて最大3.5%が貯まります。
また、登録したPASMO・Suicaで対象となる東急線を通常乗車すると、運賃の3%相当の乗車ポイントが貯まる仕組みです。
ただし、この3%はTOKYU CARDがなくても、無料のTOKYU POINT CARDとPASMO・Suicaを連携すれば対象。
カードを持つことで増える部分と、無料カードでも得られる部分を分けて考えることが大切です。
| 貯まる場面 | 交通ポイント | クレジットポイント | 合計 |
|---|---|---|---|
| 東急線PASMO定期券の購入 | 3% | 0.5% | 最大3.5% |
| 東急線の通常乗車(登録PASMO・Suica) | 3%相当 | — | 3%相当 |
| PASMOオートチャージ | 0.5% | 0.5% | 最大1% |
| モバイルPASMOへの通常クレジットチャージ | 対象外 | 対象外 | ポイント対象外 |
出典:TOKYU POINT 電車・バスで貯める / 定期券等の注意事項(PDF) / 乗車ポイントの注意事項(PDF)
- 定期券購入:購入月の翌月5日まで
- 乗車・オートチャージ:利用翌日まで
- TOKYU POINT会員情報、決済に使うカード、PASMOの紐付けが一致していない場合、ポイントが付かないか、加算率が下がることがある
りゅか登録期限を過ぎるとポイントは付きません。
カードが届いたら、まずPASMO/Suica ID番号の登録を済ませておきましょう。
東急ストアなどの対象店舗でTOKYU POINTが貯まる
東急ストア・プレッセ・toksの対象店舗では、TOKYU CARD ClubQ JMBを提示・利用すると、加盟店ポイントが200円(税抜)につき3ポイント、クレジットポイントが200円(税込)につき1ポイント貯まります。
公式では「200円につき最大4ポイント」と案内されている部分です。
ただし、加盟店ポイントとクレジットポイントで税の扱いが異なる点には注意が必要でしょう。
すべての200円ごとに常に4ポイントが付くわけではなく、店舗、商品、支払方法、1回ごとの金額によって実際の獲得数は変わります。
また、無料のTOKYU POINT CARDでも、対象店舗で200円(税抜)につき1ポイントも貯まります。
他社クレジットカードで支払いながらTOKYU POINT CARDを提示することもできるため、「東急ストアを利用するなら必ずTOKYU CARDが最も得」とは限りません。
出典:TOKYU POINT 東急ストア / 東急ストア公式FAQ
TOKYU POINTをPASMO・JALマイル・バリューチケットに使える

貯めたTOKYU POINTは、1ポイントを1円として対象店舗で利用できるほか、PASMOへのチャージやJALマイルへの交換にも使えます。
| 使い道 | 内容 |
|---|---|
| PASMOへのチャージ | 所定の単位・上限の範囲で利用可能 |
| JALマイルへの交換 | JMB機能付き対象カードで2,000ポイントから1,000マイル。申込みから交換までの目安は約1週間 |
| バリューチケット | 対象の商品・サービスに限り、1ポイント最大2円相当で交換可能 |
出典:TOKYU POINT PASMOチャージ / TOKYU POINT 他社ポイント・マイルへの交換 / TOKYU POINT バリューチケット
TOKYU POINTを貯めたあとに交換手続きが必要で、交換方向によってレートも異なります。
家族カードとETCカードを追加できる
家族カードは初年度無料、2年目以降は1枚につき330円(税込)です。
家族カードの利用代金は本会員分とまとめて請求され、獲得したTOKYU POINTも本会員にまとめて加算されます。
ただし、家族会員からJALマイルへの交換はできない点は押さえておきましょう。
TOP ETCカードは年会費無料です。
有料道路の利用でも、対象となるクレジットポイントが貯まります。
出典:東急カード公式(家族カード) / 東急カード公式(TOP ETCカード)
年会費1,100円の元が取れる?4つの利用例で比較

東急カードの年会費に見合うかどうかは、「カードを使った場合の総ポイント」だけでは判断できません。
無料のカードでも得られるポイントとの差で考える必要があります。
ここでは前提条件をそろえたうえで、4つの利用パターンで損益分岐を試算していきます。
試算の前提条件と4ケースの比較表
まず、シミュレーションの前提をそろえておきます。
- 1 TOKYU POINT=1円として計算
- 2年目以降の年会費1,100円(税込)を差し引く
- 比較対象は、年会費無料・1%還元のクレジットカードと無料のTOKYU POINT CARDを併用する想定
- 比較カードで対象の定期券や商品が1%還元になると仮定(実際の対象可否はカード会社ごとに異なる)
- 期間限定キャンペーンとバリューチケットの上乗せ価値は含めない
- 税区分、200円単位、1回ごとの端数処理、対象外商品を考慮した概算
りゅかこのシミュレーションでは、「無料カードでも取れるポイント」を引いたうえで年会費と比べています。
| ケース | TOKYU CARD利用時 | 比較対象で得られるポイント | 2年目以降の年会費控除後の差 |
|---|---|---|---|
| A:定期券12万円+東急ストア12万円 | 約6,400P | 約3,550P | 約1,750円分プラス |
| B:東急ストア12万円のみ | 約2,200P | 約1,750P | 約650円分マイナス |
| C:PASMOへ年3万円をオートチャージして東急線に乗車 | 約1,200P | 約900P | 約800円分マイナス |
| D-1:東急グループ外で年30万円・Web明細あり | 約3,000P | 約3,000P | 約1,100円分マイナス |
| D-2:東急グループ外で年30万円・Web明細なし | 約1,500P | 約3,000P | 約2,600円分マイナス |
ケースA:定期券と東急ストアを組み合わせるとプラスになりやすい
TOKYU CARDでは、定期券12万円で約4,200ポイント、東急ストア12万円で約2,200ポイント、合計で約6,400ポイントと試算しました。
比較対象は、年会費無料1%カードで約2,400ポイント、無料のTOKYU POINT CARDで定期券約600ポイントと東急ストア約550ポイント、合計約3,550ポイントです。
TOKYU CARD側から比較対象と年会費1,100円を引くと、約1,750円分のプラスになります。
| 項目 | 計算根拠 | 獲得ポイント |
|---|---|---|
| 定期券12万円(交通3%+クレジット0.5%) | 120,000円 × 3.5% | 約4,200P |
| 東急ストア12万円(加盟店+クレジット) | 120,000円 × 約1.8% | 約2,200P |
| TOKYU CARD 合計 | 約6,400P | |
| 比較対象(無料1%カード+TOKYU POINT CARD) | 約2,400P+約600P+約550P | 約3,550P |
| 差引(年会費1,100円控除後) | 約1,750円分プラス |
ケースB:東急ストアを月1万円利用するだけではマイナスになり得る
東急ストアで年間12万円を利用した場合、TOKYU CARDでは約2,200ポイントが貯まります。
これに対し、年会費無料1%カードの約1,200ポイントと、無料のTOKYU POINT CARDの約550ポイントを合わせると約1,750ポイントです。
TOKYU CARD側から比較対象と年会費を引くと、約650円分のマイナスという結果になりました。
りゅか「東急ストアを使うから東急カード」と決めつけるのは、少し早いかもしれません。
定期券購入やオートチャージなど、カード独自の上乗せを組み合わせられるかが分かれ目です。
ケースC・D:乗車のみ/東急グループ外の一般利用
残る2つのケースも、数字で確認しておきましょう。
ケースC:週末の乗車とオートチャージだけでは年会費に届きにくい
年間3万円をPASMOへオートチャージし、その残高を東急線の対象となる通常乗車に使う場合、乗車ポイントが約900ポイント、オートチャージ分が約300ポイントで、合計約1,200ポイントです。
ただし、無料のTOKYU POINT CARDとPASMOを連携した場合でも、対象乗車分の約900ポイントも得られます。
カードによる上乗せは約300ポイントのため、2年目以降は年会費を差し引くと約800円分のマイナスになる計算です。
ケースD:一般利用ではWeb明細登録の有無を確認する
東急グループ外で年間30万円を使う場合、Web明細登録があれば1%で約3,000ポイント、登録がなければ0.5%で約1,500ポイントです。
年会費無料1%カードで約3,000ポイントを得られると仮定すると、Web明細登録ありでも2年目以降は年会費分の約1,100円、登録なしでは約2,600円分の差が生じます。
一般利用だけで判断するより、東急線や対象店舗で増えるポイントを含めて考える必要があるでしょう。
東急ストアを月1万円利用するだけでは、年会費無料の1%還元カードより有利とは限りません。
東急線の定期券購入など、東急カードならではのポイントを組み合わせられるかが、判断の分かれ目になります。
利用者の投稿からわかる使い勝手

公式情報は制度の確認に適していますが、申込みから到着までの時間やアプリの操作感には個人差があります。
ここでは僕の経験と、確認できた範囲で、利用者が公開している投稿を紹介します。
全利用者に共通する評価ではなく、あくまで個別の事例として扱ってください。
制度や数値の判断には、公式情報を優先することをおすすめします。
定期券・オートチャージ・対象店舗をまとめる使い方
価格.comには、東急線の定期券、PASMOオートチャージ、東急系店舗での決済をまとめている利用者の投稿があります。
東急カードは機能を1つだけ使うより、交通と対象店舗を組み合わせるほうが年会費との比較をしやすいことがわかる一例です。
参考(利用者投稿の一例):価格.com TOKYU CARD ClubQ JMB レビュー
PASMO一体型からモバイルPASMOへ移るときは手順を確認する
一体型PASMOからモバイルPASMOへ切り替えた体験記や、PASMOへのポイントチャージ操作で迷ったという投稿も見つかりました。
カードの種類やチャージ方法によって手順が異なるため、モバイル中心で使う方は分離型を含めて検討し、公式手順を先に確認しておくと安心でしょう。
参考(利用者の体験記):note 一体型PASMOからモバイルPASMOへの切り替え体験記 / Yahoo!知恵袋 PASMOへのポイントチャージに関する質問
Tokyu Plusや各種アカウントの連携で迷う例がある
App Storeのレビューには、アプリ、ブラウザ、各種アカウントの連携が分かりにくいという投稿があります。
レビューは利用時期や端末環境に左右されますが、カード到着後の作業を先に把握しておくと登録漏れを防ぎやすくなります。
- Tokyu Plusへログインする
- ポイント番号を連携する
- PASMO/Suica ID番号を登録する
参考(App Storeレビュー):App Store Tokyu Plus
発行期間は申込方法や審査状況で変わる
公式FAQでは、オンラインで口座振替設定まで完了した場合は約10日〜3週間、書類返送の場合は書類到着後約3〜4週間が目安と案内されています。
利用者投稿には10日で届いた例と、1か月以上かかった例の両方がありました。
急いで定期券を購入する予定がある場合は、余裕を持って申し込むことをおすすめします。
出典:東急カード公式FAQ(カード到着までの日数) / 参考:10日で届いた利用者投稿 ・ 1か月以上かかった利用者投稿
東急カードのデメリット・申込み前の注意点

ここからは、申し込む前に必ず確認しておきたい注意点を整理します。
あとから変更できない仕様や、登録を忘れるとポイントが付かない条件があるため、事前に把握しておく価値は大きいはずです。
2年目以降は年会費1,100円がかかる
本会員の年会費は初年度無料ですが、2年目以降は1,100円(税込)です。
東急線の対象定期券や東急ストアなどを使わない年が続くと、年会費分を取り戻しにくくなります。
毎年、「TOKYU CARDで増えたポイント」と「無料カードでも得られたポイント」の差を確認しておきましょう。
利用状況が変わったときは、保有を続けるかどうか見直すことも大切です。
出典:東急カード公式(TOKYU CARD ClubQ JMB)
Apple Pay・Google Payへカードを直接登録できない
東急カード自体はApple Pay・Google Payに対応しておらず、クレジットカードとして直接登録できない仕様です。
ただし、Apple PayのPASMOを利用する場合は、PASMOアプリにTOKYU CARDを登録できます。
スマートフォン中心で決済したい方は、自分が使いたい機能に対応しているかを確認してください。
出典:東急カード公式FAQ(Apple Pay、Google Payに登録ができない)
ポイント獲得に登録・エントリーが必要なサービスがある
交通ポイントやキャンペーンは、カードを発行しただけでは付かない場合があります。
カード到着後は、次の順番で必要な設定を確認しましょう。
- TOKYU IDを作成し、Tokyu Plusへログインする
- Tokyu Plusとカードまたはポイント番号を連携する
- PASMO/Suica ID番号を登録する
- 必要に応じてWeb明細を登録する
- 利用したいキャンペーンへエントリーする
登録期限はサービスごとに異なります。
特に交通ポイントは、定期券購入と通常乗車・オートチャージで期限が違うため、利用前に公式ページを確認してください。
税区分・決済単位・旅行保険の条件を確認する
税区分・決済単位で獲得ポイントが変わる
クレジットポイントは、1回の利用明細ごとに計算されます。
200円未満の端数が多いと、月間利用額に単純な還元率を掛けた数字より少なくなることがあります。
東急ストアでは、加盟店ポイントが税抜金額、クレジットポイントが税込金額を基準にするなど、同じ決済でも計算基準が異なる点にご注意ください。
記事内の試算は目安とし、実際のポイントは明細で確認することをおすすめします。
国内旅行傷害保険は終了し、海外旅行保険には利用条件がある
一般カードの国内旅行傷害保険は2026年3月31日で終了です。
海外旅行保険は継続していますが、出国前に対象となる公共交通機関の料金や募集型企画旅行の代金をTOKYU CARDで支払うなどの条件があります。
- PASMOのSF(電子マネー)利用
- PASMOオートチャージ
- タッチ決済
- Q SKIP
- 座席指定料金
出典:TOKYU POINT クレジットポイント / 東急カード 国内旅行傷害保険終了のお知らせ / 東急カード 海外旅行傷害保険
2026年開始のTOKYU POINTプログラム

TOKYU POINTプログラムは2026年4月に始まりました。
半年間に貯めた対象ポイント数などに応じてランクが決まり、ランクに応じた特典を利用できる仕組みです。
ここでは、バリューチケットとランクアップ特典の2点について解説します。
バリューチケットは対象交換先で1ポイント最大2円相当
バリューチケットは、TOKYU POINTを対象の商品やサービスのチケットへ交換する仕組みです。
交換先とランクによって、1ポイント最大2円相当で利用できます。
ただし、すべてのポイントが常に2円になるわけではない点には注意しておきましょう。
対象チケット、交換に必要なポイント数、有効期限、利用店舗、変更・払戻しの可否が個別に決まっています。
りゅか使いたい交換先が見つからない場合は、最大値を年会費の回収計算に含めないほうが安全です。
ランクアップ特典には参加・判定条件がある

ランク制度を利用するには、Tokyu PlusへのログインやTOKYU POINT番号の連携などが必要です。
ランク判定の対象となる期間・ポイント、反映時期、特典の対象店舗にも条件があります。
- 対象:2026年10月7日までにTokyu Plusとポイント番号を連携
- 内容:ランク5へ招待
- 優待期間:2026年10月9日まで
利用者が公開した記事には、ランク5が反映された例もありました。
出典:TOKYU POINTプログラム(公式) / TOKYU POINTプログラム トピックス(ランク5招待) / 参考:ダイヤモンド・ザイ 保有者による記事
開催中の入会キャンペーン

2026年8月4日時点では、2026年7月6日から8月31日まで、条件達成で最大7,000ポイントの新規入会キャンペーンが公式ページで案内されています。
ただし、最大7,000ポイントという数字の中身は、しっかり確認しておく必要があります。
| 特典の内訳 | 条件 |
|---|---|
| 切替特典 3,000ポイント | 無料のTOKYU POINT CARDからの切替が対象 |
| 1,000ポイント | 「いつでもリボ」登録と所定の利用 |
| 1,000ポイント | キャッシング枠設定と所定の利用 |
| その他 | 新規入会・カード利用など |
TOKYU POINT CARDを持っていない新規申込者の場合、公式ページ上の最大額とは条件が異なります。
リボ払いには手数料がかかる場合があり、キャッシングは借入れにあたります。
ポイントだけを目的に登録・利用することはおすすめしません。
支払総額、手数料、返済条件を理解したうえで、自分に必要な場合だけ検討してください。
また、公式ページには申込経路に関する条件があります。
出典:東急カード 新規入会キャンペーン / 東急カード キャンペーン条件詳細
東急カードに関するよくある質問
東急カードについて、よく寄せられる質問をまとめました。
最新の詳細情報は、必ず東急カード・TOKYU POINTの公式ページで確認してください。
Q1. 年会費はいくらですか?
A. 本会員は初年度無料、2年目以降は1,100円(税込)です。
家族カードは初年度無料、2年目以降は1枚につき330円(税込)になります。
年会費の元が取れるラインは、「年会費1,100円の元が取れる?4つの利用例で比較」で試算しています。
Q2. Apple Pay・Google Payに登録できますか?
A. 東急カード自体はApple Pay・Google Payへ直接登録できません。
ただし、Apple PayのPASMOを利用する場合は、PASMOアプリにTOKYU CARDを登録できます。
詳しくは「Apple Pay・Google Payへカードを直接登録できない」をご覧ください。
Q3. PASMO一体型と分離型の違いは何ですか?
A. 一体型はクレジットカードとPASMOを1枚にまとめられますが、一体型PASMOをモバイルPASMOへ移行できません。
モバイルPASMOを使う方や、カードとPASMOを分けたい方には分離型が向いています。
比較表は「PASMO一体型と分離型はどちらを選ぶ?」にまとめました。
Q4. TOKYU POINTの有効期限はいつですか?
A. 暦年中に加算されたTOKYU POINTは、翌々年12月31日まで有効です。
たとえば2026年中に加算されたポイントは、原則として2028年12月31日まで利用できます。
加算時期によって保有期間が異なるため、「獲得から一律3年」ではありません。
Q5. 退会時にPASMO一体型で必要な手続きはありますか?
A. 一体型カードを返却する前に、駅でPASMOの分離、払戻し、定期券の移し替えなどが必要になる場合があります。
カード退会でTOKYU POINTが失効し、オートチャージなどの関連サービスも終了するため、継続課金の支払方法も含めて先に確認しておきましょう。
Q6. TOKYU POINTからJALマイルへ交換できますか?
A. JMB機能付きの対象カードでは、2,000 TOKYU POINTを1,000 JALマイルへ交換できます。
交換完了までの目安は約1週間です。
カードとJMBの名義が一致している必要があります。
なお、家族会員からJALマイルへの交換はできません。
Q7. カードは申込みから何日で届きますか?
A. 公式FAQでは、オンライン申込みで口座振替設定まで完了した場合は約10日〜3週間、書類返送の場合は書類到着後約3〜4週間が目安です。
審査、申込内容の不備、混雑状況によっては、さらに時間がかかる場合があります。
定期券の購入時期が決まっている方は、早めに申し込んでおくと安心です。
まとめ:東急線・対象施設の年間利用額を確認して判断しよう
この記事では、東急カード(TOKYU CARD ClubQ JMB)について、年会費の元が取れる条件、メリット・デメリット、PASMO一体型と分離型の違いを整理しました。
東急カードは、東急線の定期券購入やPASMOオートチャージ、東急ストアなどを組み合わせて使う方ほど、2年目以降の年会費1,100円に見合いやすいカードです。
一方、東急関連サービスの利用が少ない方や、東急グループ外の決済が中心でWeb明細を登録しない方は、年会費無料カードのほうが得になるケースもあります。
東急ストアを月1万円利用するだけでは、比較条件によって年会費を回収できないため、「沿線に住んでいるから」という理由だけで決めないほうがよいでしょう。
- 1年間の東急線定期券代と対象となる乗車額を確認する
- 東急ストアなど対象店舗の年間利用額を確認する
- 無料のTOKYU POINT CARDでも得られるポイントを差し引く
- 2年目以降の年会費1,100円を差し引く
- PASMO、JALマイル、バリューチケットなど使いたい交換先があるか確認する
りゅか僕がこのカードを検討するなら、①定期券を買うか ②東急ストアを継続的に使うか の2点をまず確認します。
どちらも当てはまるなら、年会費を払う価値は十分にありそうです。
この記事の損益分岐シミュレーションが、ご自身の使い方に合う1枚を選ぶ参考になれば幸いです。





