箱根フリーパスはお得?損益分岐点と買う派・買わない派の境界線を徹底検証

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箱根フリーパスは、小田急電鉄が販売する「小田急線往復+箱根エリア8つの乗り物乗り放題+約70施設の優待割引」がセットになったお得なきっぷです。

新宿発なら大人2日券7,100円で、箱根の観光がこれ1枚にまとまっています。

「本当にお得なの?」「自分のプランだと元が取れるの?」「買うなら一番安い買い方を知りたい」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事では、年に5回以上箱根に通う僕が、箱根フリーパスがお得になる人・いらない人を、2025年10月改定後の最新料金で具体的な数字とともに徹底解説します。

目次

箱根フリーパスとは?基本情報まとめ

箱根フリーパスの公式プロモーション画像

出典:箱根フリーパス│箱根ナビ公式

箱根フリーパスは、小田急電鉄が発売する箱根観光向けのお得なきっぷです。

1枚持っているだけで、小田急線の往復と箱根エリアの主要な交通機関が乗り放題になります。

さらに約70カ所の観光施設で優待・割引が受けられるため、箱根を広く楽しみたい方にとっては必携の1枚です。

箱根フリーパスの料金(2025年10月改定後)

箱根フリーパスは2025年10月1日に料金改定があり、大人は一律1,000円、小児は500円の値上げとなりました。

りゅか

現在の料金は下記の表の通りです。

【2日券・税込】

発駅大人小児
新宿7,100円1,600円
町田6,820円1,600円
小田原6,000円1,500円

【3日券・税込】

発駅大人小児
新宿7,500円1,850円
町田7,220円1,850円
小田原6,400円1,750円

箱根フリーパスに1日券は販売されていません

そのため、日帰りで箱根に行く場合であっても2日券を購入することになります。

日帰りで箱根湯本の温泉だけ楽しむといったプランだと、フリーパスは割高になる可能性が高いので注意が必要です(詳しくはこちらで後述します)。

その他の発駅の料金や、藤沢・横浜方面からの料金については、箱根ナビの公式サイトで確認できます。

乗り降り自由な8つの乗り物

箱根ゴールデンコースのルートマップ(8つの乗り物)

出典:箱根フリーパス│箱根ナビ公式

箱根フリーパスで乗り放題になるのは、以下の8つの乗り物です。

箱根フリーパスで乗れる乗物
  1. 箱根登山電車(小田原〜強羅)
  2. 箱根登山ケーブルカー(強羅〜早雲山)
  3. 箱根ロープウェイ(早雲山〜桃源台)
  4. 箱根海賊船(桃源台〜箱根町・元箱根)
  5. 箱根登山バス(指定区間)
  6. 小田急ハイウェイバス(指定区間)
  7. 東海バス(指定区間)
  8. 観光施設めぐりバス
箱根観光の王道!ゴールデンコース

箱根観光の王道ルート「ゴールデンコース」では、1〜4の乗り物を乗り継いで箱根湯本→強羅→大涌谷→芦ノ湖と進み、帰りは5の箱根登山バスで箱根湯本へ戻るのが定番の一周ルートです。

6〜8のバスはゴールデンコース外のエリア(御殿場方面や観光施設周遊など)へ移動する際に利用します。

参考:箱根旅行の王道観光ルート「箱根ゴールデンコース」を詳しく紹介|箱根ナビ

注意点として、伊豆箱根バス箱根駒ヶ岳ロープウェーは対象外です。

りゅか

駒ヶ岳ロープウェーは乗り放題ではありませんが、フリーパスの提示で10%引きの優待が受けられます!

詳細な指定区間やエリアマップは、箱根ナビ公式でご確認ください。

参考:箱根フリーパス|ホームページ記載の路線図・エリアマップ

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紙版とデジタル版(EMot)の違い

EMot(エモット)デジタルチケットアプリのロゴ

出典:箱根フリーパス│箱根ナビ公式

箱根フリーパスには紙版デジタル版(EMot)2種類があります。

EMot(エモット)とは、小田急電鉄が提供する公式のデジタルチケットアプリのこと。

スマホから事前にきっぷを購入でき、QRコードを端末にかざすだけで改札を通れるのが特徴です。

りゅか

紙版とデジタル版(EMot)の違いをまとめました。

項目紙版デジタル版(EMot)
価格同額同額
購入場所駅・コンビニ・窓口スマホアプリから事前購入
利用方法自動改札に投入QRコードを端末にかざす
チケット紛失リスクありなし

価格はどちらも同額なので、自分の使い方に合った方を選べばOKです。

デジタル版の詳細はEMot公式サイトでも確認できます。

【結論】箱根フリーパスはお得?買う派・買わない派の早見表

「お得」の文字が書かれた積み木ブロック

箱根フリーパスがお得になるかどうかは、その日箱根で何をするかでほぼ決まります。

まずは箱根プランが「買う派」「買わない派」のどちらに近いか、以下の早見表でざっくり掴んでもらえたらと思います。

あなたのプラン判定
初めての箱根でゴールデンコースを一周したい 買い
美術館を3つ以上はしごする予定 買い
新宿からロマンスカーで箱根に行く 買い
温泉だけ楽しんで帰りたい 不要
車・カーシェアで箱根に行く 不要
箱根湯本周辺だけで過ごす予定 不要

ほとんどの箱根旅行プランでは、フリーパスは買っておいて正解です。

ただし、一部のプランでは買うと損してしまうケースもあります。

次のセクションでは、フリーパスで「実際にいくら元が取れるのか」を、代表的な3パターンのシミュレーションで具体的に検証していきます。

箱根フリーパスで元が取れる3つのパターン【シミュレーション検証】

箱根湯本駅に停車する小田急ロマンスカー

ここでは「結局フリーパスを買ったらいくら得するの?」という疑問に答えるべく、代表的な3つのモデルプランで実際に計算してみました。

【新宿発】ゴールデンコース日帰り

箱根ロープウェイから望む芦ノ湖と山々の景色

最もスタンダードな、新宿から日帰りでゴールデンコースを一周するプランです。箱根フリーパスは2日券のみの販売ですが、日帰りでもゴールデンコースを回るだけで十分に元が取れます

想定する日程
  • 朝:新宿駅出発
  • 箱根湯本→強羅→早雲山→大涌谷→桃源台→箱根町→箱根湯本
  • 夜:新宿駅帰着

通常きっぷで回った場合の料金(大人・片道IC運賃含む)

区間乗り物運賃
新宿→箱根湯本小田急線+登山線1,270円
箱根湯本→強羅登山電車460円
強羅→早雲山ケーブルカー430円
早雲山→桃源台ロープウェイ2,000円
桃源台→箱根町海賊船1,700円
箱根町→箱根湯本登山バス約1,210円
箱根湯本→新宿登山線+小田急線1,270円
合計約8,340円

箱根フリーパス使用の場合

項目金額
新宿発2日券フリーパス7,100円
通常きっぷとの差額約1,240円お得

※ 新宿〜箱根湯本の片道運賃は、交通系ICカード利用で1,261円、きっぷ(現金)購入で1,270円です。上記の往復2,540円はきっぷ運賃で計算しています。
通常料金でも、箱根フリーパスでもロマンスカーを利用する場合は、別途特急券が片道1,150円(チケットレス予約)〜1,200円(窓口購入)かかります。

りゅか

旅行の時間を有効に使いたい方は、ロマンスカーの利用がおすすめです!

さらに途中で箱根強羅公園(入園料650円)に立ち寄ると、フリーパス提示で入園無料になるため、合計で約1,830円のお得になります。

新宿発でゴールデンコースを回るなら、フリーパスは迷わず買っておきたい1枚です。

【小田原発】ゴールデンコース日帰り

小田原駅構内の大提灯と案内表示

小田原まで新幹線やJRで来る方は、「現地用フリーパス(小田原発)」を使うことになります。

りゅか

小田原は小田急だけでなく、JRや新幹線も通っている駅です。

小田急線の往復運賃分がない分、損益分岐がシビアになるので、シミュレーションで確認してみてください。

想定する日程
  • 小田原駅から箱根湯本へ
  • ゴールデンコースを一周
  • 最後に箱根湯本から小田原駅に戻る

通常きっぷで回った場合の料金

区間乗り物運賃
小田原→箱根湯本登山鉄道360円
箱根湯本→強羅登山電車460円
強羅→早雲山ケーブルカー430円
早雲山→桃源台ロープウェイ2,000円
桃源台→箱根町海賊船1,700円
箱根町→箱根湯本登山バス約1,210円
箱根湯本→小田原登山鉄道360円
合計約6,520円

箱根フリーパス使用の場合

項目金額
小田原発2日券フリーパス6,000円
通常きっぷとの差額約520円お得

ここに箱根強羅公園の入園料650円が無料になる優待を加えると、合計で約1,170円のお得に。

小田原発のフリーパスは、優待施設を1カ所でも使えば確実に元が取れる計算になります。

【新宿発】ゴールデンコース+美術館巡りの1泊2日

芦ノ湖を航行する箱根海賊船と富士山

ゴールデンコース(ケーブルカー・ロープウェイ・海賊船)に加え、箱根の人気美術館3館を巡る1泊2日プランです。交通費と入館料の両方でフリーパスのメリットが最大限に発揮されます。

想定する日程
  • 1日目:新宿→箱根湯本→強羅→ポーラ美術館(無料送迎バス)→箱根ガラスの森美術館(バス)→強羅で宿泊
  • 2日目:強羅→彫刻の森美術館(徒歩)→強羅→早雲山→大涌谷→桃源台→海賊船で箱根町港→バスで箱根湯本→新宿

通常料金で回った場合

項目料金
新宿〜箱根湯本 往復(きっぷ)2,540円
箱根湯本→強羅(登山鉄道)460円
仙石原エリア バス(概算)約450円
強羅→早雲山(ケーブルカー)430円
早雲山→桃源台(ロープウェイ)2,000円
桃源台→箱根町港(海賊船)1,700円
箱根町港→箱根湯本(バス)1,210円
ポーラ美術館2,200円
箱根ガラスの森美術館1,800円
彫刻の森美術館1,600円
合計約14,390円

※ 新宿〜箱根湯本の片道運賃は、交通系ICカード利用で1,261円、きっぷ(現金)購入で1,270円です。上記の往復2,540円はきっぷ運賃で計算しています。
通常料金でも、箱根フリーパスでもロマンスカーを利用する場合は、別途特急券が片道1,150円(チケットレス予約)〜1,200円(窓口購入)かかります。

箱根フリーパス+優待利用の場合

項目料金
新宿発2日券フリーパス7,100円
ポーラ美術館(200円引き)2,000円
箱根ガラスの森美術館(100円引き)1,700円
彫刻の森美術館(100円引き)1,500円
合計12,300円

通常料金だと交通費+入館料で約14,390円、フリーパス+優待だと12,300円になり、差額約2,090円のお得です。

※ ポーラ美術館へは強羅駅から無料送迎バス(1日13便・約30分間隔)が運行しています。フリーパスの有無にかかわらず利用できます。仙石原エリアのバス運賃は概算です。

ゴールデンコースの乗り物と美術館巡りを組み合わせると、フリーパスの交通費カバー+優待割引の両方が効くため、十分に元が取れるプランになります。

箱根フリーパスを買うと割高になる3つのパターン

タイムズカーシェアのサービス紹介

ここまでは「お得になるパターン」を見てきましたが、逆にフリーパスを買うと損してしまうケースもあります。

割高になる共通点は、小田急線の往復や箱根エリアの乗り物をほとんど使わないプランです。

りゅか

ここでは箱根フリーパスを買うと割高になってしまう
特に注意すべき3つのパターンをご紹介します。

温泉だけ楽しむ日帰り派

箱根湯本周辺で日帰り温泉を楽しんで帰るだけのプランだと、フリーパスは割高になります

たとえば新宿から箱根湯本に行き、日帰り温泉を1〜2軒楽しんで帰る行程を想定してみます。

項目料金
新宿〜箱根湯本 往復2,540円
湯本エリアの日帰り温泉(徒歩圏内)0円(移動費)
通常合計2,540円
フリーパス2日券7,100円
差額約4,560円の損
りゅか

僕も箱根で湯めぐりをすることがありますが、このパターンではフリーパスを買いません。

ただし、優待が使える温泉施設を組み合わせることで、フリーパスの元を取りやすくなるケースもあります。

施設優待内容
箱根小涌園ユネッサン大人500円引き
箱根湯寮大人200円引き
天成園大人200円引き

温泉を2〜3軒ハシゴして優待も活用するなら、フリーパスも選択肢に入ってきます。

車・カーシェアで箱根に行く人

車やカーシェアで箱根に行く場合、フリーパスの価値は大きく下がります。

理由はシンプルで、小田急線の往復運賃分(2,540円相当)が完全に無駄になるからです。

箱根エリア内もほとんど車で移動するなら、ロープウェイや海賊船に1〜2回乗るだけで済むことが多く、チケット単体で切符を買ったほうが安くなります。

「現地用フリーパス(小田原発6,000円)」を検討する手もありますが、そもそも車で箱根を動き回るなら乗り物自体に乗る機会が少なくなるため、買わない方が無難です。

りゅか

ちなみに箱根は土日祝になると大涌谷や元箱根周辺で駐車場待ち1時間以上になることも珍しくありませんでした…

箱根は、山道が多くガソリン代もかさむので、「意外と車のほうが高くついた」というケースもあります。

渋滞や駐車場探しのストレスを避けたい方は、フリーパス+公共交通機関の組み合わせも検討してみてください。

箱根湯本周辺だけで過ごす人

箱根湯本駅周辺で食べ歩き・日帰り温泉・商店街散策だけを楽しむプランなら、フリーパスは不要です。

箱根湯本駅は小田急線と箱根登山鉄道の接続駅で、新宿からロマンスカーで乗り換えなしでアクセスできます。
駅から徒歩圏内で食べ歩きも温泉も完結するため、乗り物に乗る必要がありません。

このエリア内の移動は徒歩かタクシーが中心になるため、フリーパスの8つの乗り物を使う機会がほとんどありません。

りゅか

「初めての箱根だけど、今回は食べ歩きメインでゆっくり過ごしたい」という方は、通常の往復きっぷで新宿〜箱根湯本を移動するのが断然お得です。

箱根フリーパスで使える優待施設【カテゴリ別まとめ】

箱根ガラスの森美術館のクリスタルガラスのアーチ

箱根フリーパスの隠れた魅力は、約70カ所の観光施設で使える優待・割引です。

ここでは特におすすめの施設を、美術館・温泉・体験の3カテゴリに分けてご紹介します。

美術館・博物館の優待

箱根は美術館の宝庫で、フリーパス優待が使える施設が多数あります。

施設名通常料金(大人)フリーパス優待
彫刻の森美術館1,600円100円引き
ポーラ美術館2,200円200円引き
箱根ガラスの森美術館1,800円100円引き
箱根ラリック美術館1,500円200〜300円引き
成川美術館1,500円200円引き

美術館をはしごすると優待額が積み上がるため、箱根でアート鑑賞がメインの方には特におすすめです。

温泉・スパ施設の優待

箱根といえば温泉。主要な日帰り温泉施設でも優待が受けられます

施設名優待内容
箱根小涌園ユネッサン大人500円引き/子ども300円引き
箱根湯寮大人200円引き/子ども100円引き
天成園大人200円引き/子ども100円引き
りゅか

ユネッサンは水着入館ができるエリアもあり、家族やカップルにも人気です!

フリーパスを使わず単体で訪れるなら、KKdayの事前購入チケットがお得!

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グルメ・体験・観光施設の優待

乗り物・美術館以外にも、観光スポットや体験施設で使える優待が充実しています。

施設名優待内容
箱根強羅公園入園無料(通常650円)
箱根クラフトハウス体験料金5%引き
箱根駒ヶ岳ロープウェー往復料金10%引き
大涌谷 駅食堂ソフトドリンク20%引き
御殿場プレミアム・アウトレットクーポンブックレット進呈

特に箱根強羅公園の入園無料は利用価値が高く、ゴールデンコースで通る方はぜひ活用したい優待です。

フリーパスなしで強羅公園を訪れるなら、点茶体験付きチケットの事前購入がおすすめ!

その他の優待施設は全70カ所あり、小田急公式の優待一覧ページにまとめられています。

旅行前にブックマークしておくと、当日「あ、この施設も優待対象だったんだ」と気づいて割引を逃すこともなくなるのでおすすめです。

参考:ご優待・割引|箱根フリーパス|小田急のお得なきっぷ

箱根フリーパスはどこで買うのが一番お得?購入場所5つを徹底比較

箱根湯本駅の外観と箱根登山鉄道

箱根フリーパスは複数の場所で購入できますが、実はどこで買っても価格は同じです。

そのため「どこで買うのが一番お得?」という問いの答えは、価格の安さではなく「自分の旅行スタイルに合っていて、行列・手間・準備の観点で一番ラクな買い方」になります。

ここでは主要な購入場所5つの特徴を比較して、あなたに合った買い方を見つけてみてください。

小田急線各駅の自動券売機・窓口

一番スタンダードな購入方法が、小田急線各駅での購入です。

新宿駅・町田駅・小田原駅など、小田急線の全駅で購入できます。

項目内容
購入タイミング自動券売機:当日分のみ/窓口:1ヶ月前から可
支払い方法現金・交通系IC・クレジットカード(駅による)
販売形態紙のきっぷ
おすすめな人
おすすめじゃない人
  • 新宿・町田駅からロマンスカーに乗る方
  • その場でサクッと買ってすぐ出発したい方
  • 窓口で1ヶ月前から事前購入しておきたい方
  • 休日の朝は券売機が混み、15〜30分待ちの場合もある
  • 小田急線沿線以外から箱根に行く方
  • 券売機はクレジットカード非対応の場合がある

セブンイレブン(セブンチケット)

コンビニ最大手のセブンイレブンでも、箱根フリーパスが購入できます。

項目内容
購入タイミング利用日の1ヶ月前〜当日までOK
支払い方法現金
販売形態紙のきっぷ(引換券→レジで本券に引き換え)

セブンイレブン店内のマルチコピー機で申込→レジで支払い、というシンプルな流れです。

発券手数料は無料で、追加コストなしで利用できます。

おすすめな人
おすすめじゃない人
  • 旅行の数日前に自宅近くで準備しておきたい方
  • 小田急線沿線以外に住んでいる方
  • 当日の券売機の行列を避けたい方
  • 支払いが現金のみでクレジットカード不可
  • マルチコピー機の操作にやや手間がかかる
  • 引換券をレジで本券に交換する手順がある

参考:箱根フリーパス|セブンチケット

EMot(デジタル版)

スマホで完結するデジタル版を買うなら、小田急公式アプリ「EMot(エモット)」が最適です。

項目内容
購入タイミング利用日の1ヶ月前〜当日までOK
支払い方法クレジットカード・キャリア決済
販売形態スマホ画面のQRコード
おすすめな人
おすすめじゃない人
  • スマホ1つで身軽に旅したい方
  • 自宅で事前に購入を済ませておきたい方
  • 紙のきっぷを失くしやすい方
  • スマホの電池切れや電波状況に左右される
  • 大涌谷・仙石原エリアは電波が弱い場所もある
  • デジタル機器の操作が苦手な方には不向き

参考:デジタル箱根フリーパス|EMot(エモット)公式

箱根登山線各駅・現地窓口

新幹線やJRで小田原まで来る方は、箱根登山線の各駅で購入できる「現地用フリーパス」が便利です。

項目内容
購入タイミング当日
支払い方法現金・交通系IC
販売形態紙のきっぷ

箱根湯本駅、強羅駅、早雲山駅、桃源台駅など、箱根エリアの主要駅の窓口で購入可能です。

おすすめな人
おすすめじゃない人
  • 新幹線や高速バスで小田原まで来る方
  • 車で箱根に来て現地から観光を始める方
  • 小田急線の往復が不要な方
  • 新宿からの往復を含めたい方には不向き
  • 当日販売のみで事前購入ができない
  • 窓口の営業時間に制限がある場合がある

小田急トラベル・旅行代理店

小田急トラベル「箱根フリーパスでお得に周遊」の案内画像

出典;小田急トラベル(小田急旅の予約サイト)

箱根フリーパスは、小田急トラベルや主要旅行代理店(近畿日本ツーリスト日本旅行など)でも取り扱いがあります。

箱根フリーパスを取り扱う旅行代理店例
りゅか

ホテル+ロマンスカー+箱根フリーパスとお得なプランが
揃っているので是非チェックしてみてください!

項目内容
購入タイミングプランにより異なる(基本は事前予約)
支払い方法現金・クレジットカード
販売形態セット商品の一部として
おすすめな人
おすすめじゃない人
  • ロマンスカーや宿泊とセットで手配したい方
  • 旅行プランの相談をしながら購入したい方
  • 出発前にすべての手配を済ませておきたい方
  • フリーパス単体で買いたいだけの方にはオーバースペック
  • 店舗に足を運ぶ手間がかかる
  • オンラインで完結させたい方には不向き

旅行代理店経由だと、フリーパス単体ではなく「ロマンスカー往復+宿泊+フリーパス」のセットプランを選べるのが強みです。

セットで組むと個別手配より1人あたり数千円単位で安くなるケースもあるため、1泊以上の旅行を予定している方は一度検討する価値ありです。

参考:箱根フリーパスでお得に周遊(宿泊セットプラン)|小田急トラベル

結論:一番おすすめの買い方は?

5つの購入場所を比較した結論として、僕のおすすめはシチュエーション別に以下の通りです。

シチュエーションおすすめの買い方
新宿・町田駅から出発小田急線各駅の自動券売機
数日前から準備しておきたいセブンイレブン(手数料無料・現金OK)
スマホ派・身軽に旅したいEMot(デジタル版)
新幹線で小田原まで来る箱根登山線各駅の窓口
宿泊もセットで手配したい小田急トラベル

価格はどこで買っても同じなので、自分の旅のスタイルと手間の削減を軸に選ぶのがベストです。

箱根フリーパスのよくある質問

箱根フリーパスについてよくある質問をまとめました。

Q1. 箱根フリーパスに1日券はありますか?

箱根フリーパスに1日券の設定はありません

最短でも2日券(新宿発 大人7,100円)からの販売です。日帰りの場合でも2日券を購入する必要があるため、箱根湯本だけで過ごすような短時間プランだと割高になる可能性があります。

箱根エリア内で3つ以上の乗り物に乗る予定がある日帰りプランなら、2日券でも十分元が取れます。

参考:箱根フリーパス|チケット購入|箱根ナビ

Q2. 当日でも買えますか?

はい、当日購入が可能です。主な購入場所は以下のとおりです。

混雑シーズンは窓口が並ぶので、EMotかセブンイレブンでの事前購入がおすすめです。

Q3. ロマンスカーにも乗れますか?

箱根フリーパスは小田急線の乗車券部分をカバーしているため、ロマンスカーの乗車券としては使えます。

ただし、特急券(新宿〜箱根湯本 片道1,150円)は別途購入が必要です。
往復だと2,300円が追加でかかる計算です。

なお、冬季などに期間限定で「特急券無料引換券付きデジタル箱根フリーパス」が販売されることもあるので、時期によってはさらにお得になります。

参考:箱根旅には特急ロマンスカー!料金や予約方法|箱根ナビ

Q4. グループで1枚を使い回せますか?

いいえ、使い回しはできません

箱根フリーパスは1人1枚の記名式きっぷのため、他の人に貸したり共有することは規約上禁止されています。

グループ旅行の場合は、人数分のフリーパスを購入するか、乗り物ごとに個別に切符を購入するか、どちらがお得かを事前に確認がおすすめです。

Q5. 紛失した場合はどうなりますか?

紙版のフリーパスは、紛失した場合に再発行ができません。

そのため、旅行中は紛失しないよう注意が必要です。心配な方は、スマホで管理できるデジタル版(EMot)を選ぶと安心です。

デジタル版ならスマホの画面を見せるだけで乗車でき、紛失リスクを大幅に減らせます。

参考:デジタル箱根フリーパス|EMot(エモット)

Q6. 運休時は払い戻しができますか?

未使用のフリーパスであれば、手数料を引いた全額が返金されます。
悪天候の予報などで出発前にキャンセルを決めた場合は、購入窓口で払い戻し手続きが可能です。

旅行中に一部の乗り物が運休になった場合は、旅行終了駅(小田原駅など)で運休区間分の払い戻しを受けられます。たとえば箱根ロープウェイが強風で運休し、一度も乗車できなかったケースなどが該当します。

天候が不安定な時期は、出発前に箱根ナビで運行状況を確認しておくと安心です。

参考:お問い合わせ・よくあるご質問|箱根ナビ

箱根旅行をさらにお得にする宿泊予約のコツ

旅館の客室に置かれた浴衣と窓からの眺望

箱根フリーパスで交通費を抑えたら、次は宿泊費も賢く節約するのもおすすめです。

箱根の宿はじゃらん楽天トラベルで予約すると、クーポンやポイント還元を組み合わせて実質10〜20%割引で泊まれることがあります。

宿泊予約で得するポイント
  • じゃらん:クーポンフェスで最大20,000円引き+Pontaポイント還元あり
  • 楽天トラベル:「5と0のつく日」に予約で最大15%OFF+クーポン3枚併用OK
  • 小田急トラベル:フリーパス+宿泊セットプランで手間いらず

箱根フリーパスで交通費を抑えたら、宿泊予約はじゃらんでクーポンやポイント還元を活用するのが賢い方法です。

また、箱根の観光施設チケットをお得に事前購入するならKKdayもおすすめです。ユネッサンや強羅公園のチケットが割引価格で購入でき、当日は窓口に並ばずに入場できます。

りゅか

じゃらんのお得な使い方については、以下の記事で詳しく解説しています。

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まとめ|あなたのプランならフリーパスは買い?

箱根フリーパスは、使い方次第で大きくお得になる便利なきっぷです。

基本的にはゴールデンコース一周や美術館はしごといった「広く箱根を楽しむプラン」なら買っておいて正解。

一方、温泉メインの日帰り派や車移動の方は、買わない方がお得になるケースもあります。

2025年10月の値上げ以降、ロープウェイと海賊船の単体運賃も上がっているため、この2つの乗り物に乗るかどうかが損益分岐の大きな目安になります。

買うと決めたら、手間を省きつつ追加コストなしで準備できるセブンイレブンか、スマホで完結するEMot(デジタル版がおすすめ。

この記事を参考に、あなたの箱根旅がもっとお得で楽しいものになれば嬉しいです。

この記事の料金情報は2025年10月1日改定後の最新価格に基づいています。今後の料金変更については箱根ナビ公式サイトをご確認ください。(最終更新:2025年10月)

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