休日おでかけパスは、東京近郊の対象JR線・りんかい線・東京モノレールの指定範囲(フリーエリア)を、指定した1日に何度でも乗り降りできる、大人2,950円の紙のフリーパスです。
ただし、東京から鎌倉・横浜を回るだけならSuicaで乗るより948円高く、東京から小田原を往復するなら240円安いため、乗り放題でもお得になるケースとむしろ割高になってしまうケースが存在します。
この記事では休日おでかけパスを実際に使った僕が、2026年3月改定後の運賃で、元が取れる条件、対象範囲、買い方を初めての方にもわかる順に解説します。
休日おでかけパスの料金・利用日・フリーエリア
料金・利用日・範囲の3条件を先に確認すれば、買った後に使えない失敗を防げます。

休日おでかけパスは、フリーエリア内の対象新幹線でも乗車券の代わりとして使えます。
東北新幹線の東京~小山と、上越新幹線の東京~本庄早稲田では、乗る列車に必要な新幹線特急券等を別に買うと乗車できます。
東海道新幹線は対象外です。
料金は大人2,950円・小児1,470円
大人2,950円・小児1,470円で、2026年3月14日発売分から現在の料金へ改定されました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大人 | 2,950円 |
| 小児 | 1,470円 |
| 有効期間 | 指定した1日 |
| 発売期間 | 利用日の1か月前~当日 |
旧料金2,720円の比較記事では現在の損得を判断できないため、2026年改定後の運賃と2,950円を比べます。
土休日と3つの特定期間に使える
夏休みなどは平日も使えるため、土休日だけに限定されたパスではありません。
| 利用できる日 | 対象 |
|---|---|
| 通年 | 土曜日・日曜日・祝日 |
| 春 | 4月29日~5月5日 |
| 夏 | 7月20日~8月31日 |
| 年末年始 | 12月29日~1月3日 |
上記の特定期間に含まれない通常期の平日は使えません。
購入時刻から24時間ではなく、きっぷに印字された日の始発から通常ダイヤの最終列車まで使えます。
どこまで行ける?主な境界駅
東京近郊のJR線を広くカバーし、りんかい線と東京モノレールも全線利用できます。

| 方面 | 主なフリーエリア端 |
|---|---|
| 神奈川・山梨 | 小田原・久里浜・大月 |
| 東京西部 | 奥多摩・武蔵五日市 |
| 埼玉・群馬 | 寄居・神保原 |
| 栃木・茨城 | 足利・自治医大・土浦 |
| 千葉 | 成田空港・成東・茂原・君津・上総亀山 |
りゅか東北新幹線は小山、上越新幹線は本庄早稲田までがフリーエリアです。
フリーエリア外へ進む場合は境界から先の運賃を追加します。
特急券を足せば対象の東北・上越新幹線にも乗れる
普通・快速の普通車自由席は、休日おでかけパスだけで乗り降りできます。
対象の東北・上越新幹線では、新幹線の乗車券として使えるため、利用区間の新幹線特急券等を別に購入します。
| 交通機関・設備 | 利用条件 |
|---|---|
| JR普通・快速 | 普通車自由席はパスだけで乗れる |
| りんかい線 | 大崎~新木場の全線が対象 |
| 東京モノレール | 浜松町~羽田空港第2ターミナルの全線が対象 |
| 対象の東北・上越新幹線 | パスを乗車券として使い、新幹線特急券等を追加 |
| 特急・グリーン車 | 特急券・グリーン券等を追加 |
| 東京メトロ・都営など | 使えないため別に運賃が必要 |
東海道新幹線は東京~小田原を含めて休日おでかけパスの対象外です。
東京メトロ・都営・小田急・江ノ電・ゆりかもめなどもパスの対象外です。
\利用前に最新の料金・利用条件を確認/
参考:JR東日本 休日おでかけパス
参考:JR東日本 2026年3月運賃改定
結論|休日おでかけパスがお得な人・向かない人
フリーエリア内だけを移動する日は、普通乗車券(きっぷ)またはSuicaで同じ行程を移動した場合の合計額が、休日おでかけパスの2,950円を超えるかで判断します。
りゅかエリア外まで乗る行程は、2,950円にフリーエリアの境界駅から先の運賃を足した最終支払額で比べます。
普通乗車券(きっぷ)の片道運賃は1,600円が目安
フリーエリア内の同じJR区間を単純往復する場合、普通乗車券(きっぷ)の片道運賃が1,600円以上なら、往復運賃は3,200円以上となり、休日おでかけパスの2,950円を超えます。
りゅかこの場合、休日おでかけパスがお得ですね!
| きっぷの片道運賃 | 往復したときの結果 |
|---|---|
| 1,410円 | 2,820円/パスが130円高い |
| 1,600円 | 3,200円/パスが250円安い |
途中下車する日は区間ごとの運賃を足す
複数の駅に立ち寄る日は、Suicaの運賃を区間ごとに足すことで、合計が2,950円を超えるか判断します。
Suicaでは改札を出るたびにその区間の運賃がチャージ残高から引かれるため、出発駅と最終目的地だけの往復運賃では比較できません。
| 比較する方法 | 比べる金額 |
|---|---|
| 普通乗車券 (きっぷ) | 同じ行程をきっぷで移動した場合の合計 |
| Suica (チャージ払い) | 同じ行程をSuicaで移動した場合の合計 |
| 休日おでかけパス | 2,950円(フリーエリア内のみ) |
近距離・私鉄中心なら買わない方が安い
同じ行程をSuicaで移動した場合の運賃が合計2,950円未満なら、休日おでかけパスは買わない方が安いです。
休日おでかけパスの対象外となる鉄道を使う場合、その区間の運賃はパス代とは別に支払います。
たとえば、経路に東京メトロ・小田急・江ノ電などを含めると私鉄区間は別運賃です。
- 東京から舞浜・鎌倉など近距離1か所だけを往復する日
- フリーエリアの対象区間をSuicaで乗ると2,950円未満の日
- 私鉄・地下鉄・バスの移動が中心の日
りゅかフリーパスは「乗り放題だから安心」ではなく、その日に実際に改札を出る区間で比べるのがいちばん確実です。
参考:JR東日本 運賃検索
普通乗車券(きっぷ)・Suicaと実際の金額で比較|得する・損する4例
4例は判断の違いが出る行程を選び、すべて同じJR経路で普通乗車券(きっぷ)・Suica・休日おでかけパスを比べました。
下記の図の「通常Suica」は、フリーパスを買わず、普段どおりチャージ残高から運賃を払う方法です。

東京~小田原|単純往復なら240円お得
Suicaで乗るより240円お得になり、東京発の単純往復で元を取れる代表例です。
小田原は東海道線方面のフリーエリア端のため、パスだけでJR東海道線を往復できます。

| 支払い方法 | 往復の支払額 |
|---|---|
| 普通乗車券 (きっぷ) | 3,200円 |
| Suica (チャージ払い) | 3,190円 |
| 休日おでかけパス | 2,950円 |
単純往復でも得になりますが、差は240円なので、小田急線など別経路を使う場合はその運賃とも比べておきましょう。
東京→鎌倉→横浜→東京|Suicaで乗るより948円高い
Suicaで乗るより948円高いため、途中下車の回数だけでパスを選ばない例として取り上げます。
東京から鎌倉へ行き、横浜で降りて東京へ戻る3区間をSuicaで移動した場合、運賃の合計は2,002円です。

| 支払い方法 | 3区間の支払額 |
|---|---|
| 普通乗車券 (きっぷ) | 2,010円 |
| Suica (チャージ払い) | 2,002円 |
| 休日おでかけパス | 2,950円 |
鎌倉で江ノ電や路線バスへ乗る場合はJR以外の運賃が別に必要で、休日おでかけパスでお得になる金額には含めません。
りゅか鎌倉と横浜を回る定番の行程でも、東京発なら普段どおりSuicaで乗る方が安くなります。
大宮~小田原|往復だけで1,230円お得
きっぷやSuicaで乗るより1,230円お得になり、同じ小田原往復でも東京発より差が大きくなります。
北側の大宮から西側の小田原までフリーエリアを横断するため、途中下車をしなくても2,950円を大きく超えます。

| 支払い方法 | 往復の支払額 |
|---|---|
| 普通乗車券 (きっぷ) | 4,180円 |
| Suica (チャージ払い) | 4,180円 |
| 休日おでかけパス | 2,950円 |
横浜で途中下車してもパスの金額は変わらないため、行程を追加するほどきっぷ・Suicaで乗る場合との差が広がります。
千葉→鎌倉→横浜→千葉|493円お得
Suicaで乗るより493円お得になり、東側から鎌倉・横浜を回る現実的な周遊例です。
千葉から鎌倉へ移動し、横浜で夕食や夜景を見て千葉へ戻る3区間の運賃を合計します。

| 支払い方法 | 3区間の支払額 |
|---|---|
| 普通乗車券 (きっぷ) | 3,460円 |
| Suica (チャージ払い) | 3,443円 |
| 休日おでかけパス | 2,950円 |
同じ観光地でも出発駅が東京から千葉に変わると、普段どおりSuicaで乗るより安くなることが4例の比較からわかります。
参考:JR東日本 運賃検索
参考:JR東日本 2026年3月運賃改定
休日おでかけパスとのんびりホリデーSuicaパスの違い
休日おでかけパスと、のんびりホリデーSuicaパスは、どちらも東京近郊を1日乗り降りできるフリーパスですが、買い方と利用できる路線が異なる別商品です。
この記事では、チャージ残高から乗るたびに運賃を払う普段のSuica利用を「通常Suica」と表記します。
- 通常Suica:乗るたびに運賃をチャージ残高から支払う普段の使い方
- 休日おでかけパス:指定席券売機などで買う紙の1日フリーパス
- のんびりホリデーSuicaパス:対応するSuicaカードまたはモバイルSuicaで購入し、改札にタッチして使う別商品の1日フリーパス
久留里線は、千葉県の木更津駅と上総亀山駅を結ぶJR線です。
2026年8月時点では、休日おでかけパスは全線に対応していますが、のんびりホリデーSuicaパスでは利用できません。

きっぷ・Suicaと比べることで、2種類のフリーパスを買う価値がある行程か判断します。
新幹線と久留里線を使わず、フリーエリアの対象区間をSuicaで移動した運賃が合計2,850円を超える場合は、のんびりホリデーSuicaパスを候補にします。
2商品のうち、対象の東北・上越新幹線または久留里線を使えるのは休日おでかけパスです。
のんびりホリデーSuicaパスでは、新幹線全線と久留里線は対象外です。
| 比較項目 | 2商品の違い |
|---|---|
| 大人料金 | 休日おでかけパス:2,950円 のんびりホリデーSuicaパス:2,850円 |
| 小児料金 | 休日おでかけパス:1,470円 のんびりホリデーSuicaパス:1,420円 |
| 改札で使うもの | 休日おでかけパス:紙のきっぷ のんびりホリデーSuicaパス:対応するSuicaカード・モバイルSuica |
| 新幹線 | 休日おでかけパス:別途特急券等を買えば、東京~小山・本庄早稲田で使える のんびりホリデーSuicaパス:全線使えない |
| 久留里線 | 休日おでかけパス:全線使える のんびりホリデーSuicaパス:使えない |
| エリア外まで乗る場合 | 休日おでかけパス:原則、有人改札で境界駅から先の運賃を支払う のんびりホリデーSuicaパス:チャージから自動で引かれる |

元が取れる在来線行程ならのんびりホリデーSuicaパス
フリーエリアの対象区間をSuicaで移動した運賃が合計2,850円を超え、新幹線と久留里線を使わないなら、大人は100円安いのんびりホリデーSuicaパスを検討します。
のんびりホリデーSuicaパスは大人2,850円で、休日おでかけパスとは別商品の1日フリーパスです。
対応するSuicaカードまたはモバイルSuicaで購入し、改札では普段のSuicaと同じようにタッチします。
Suica定期券・記念Suica・Suicaイオカードなど、一部のSuicaでは購入できません。
フリーエリア外まで乗り越した場合は、境界駅から先の運賃が、1円単位・最短経路でチャージ残高から自動で引かれます。
ただし、新幹線全線と久留里線は対象外です。
モバイルSuicaでは大人用のみを利用日当日に購入でき、利用日の変更はできません。
未使用なら利用日当日の23時45分まで、アプリで手数料220円を差し引いて払い戻せます。
対象の新幹線・久留里線なら休日おでかけパス
休日おでかけパスは、指定席券売機などで買う大人2,950円の紙の1日フリーパスです。
対象の新幹線(東北・上越新幹線)と久留里線に対応する点が、のんびりホリデーSuicaパスとの大きな違いです。
フリーエリア内の東北・上越新幹線では、休日おでかけパスが乗車券の代わりになりますが、新幹線特急券等は別に必要です。
交通系ICが非対応の久留里線もフリーエリアに含まれます。
改札では紙のきっぷを投入し、出場時に返ってくるきっぷを受け取ります。
フリーエリア外へ乗り越す場合は、原則として有人改札で境界駅から先の運賃を支払います。
りゅか僕が在来線中心で利用したときは、スマホで買えて、エリア外の運賃も自動で引かれるのんびりホリデーSuicaパスが楽でした。
10区間で元が取れる金額やモバイルSuicaでの購入手順は、のんびりホリデーSuicaパスの料金・買い方・元を取るコースで詳しく解説しています。

参考:JR東日本 休日おでかけパス
参考:JR東日本 のんびりホリデーSuicaパス
参考:JR東日本 利用できるSuica一覧
休日おでかけパスの買い方・使い方
指定席券売機等で購入し、利用日は休日おでかけパスを自動改札へ投入します。
指定席券売機での買い方
おトクなきっぷの画面から購入し、利用日と人数を指定します。
| 購入条件 | 内容 |
|---|---|
| 主な発売場所 | フリーエリア内の主な駅の指定席券売機等 |
| 旅行会社 | 主な旅行会社でも購入できる |
| 発売期間 | 利用日の1か月前~当日 |
| みどりの窓口 | 購入できない |
フリーエリア内の主な駅にある指定席券売機等で購入します。
トップ画面からおトクなきっぷの購入画面へ進みます。
似た名称ののんびりホリデーSuicaパスではなく、休日おでかけパス(紙のきっぷ)を選びます。
利用日の選択ミスがないか、支払い前に確認します。
きっぷと領収書を受け取り、きっぷに印字された日付を確認します。
早朝から使う日は券売機の取扱時間に注意し、前日までに購入しておくと安心です。
自動改札での使い方
パスを改札に入れて通るのが、利用日の基本的な使い方です。
きっぷを投入できる自動改札機へ休日おでかけパスを入れます。
IC専用改札は利用できないため、きっぷを投入できる自動改札機を選びます。
フリーエリア内では同じ休日おでかけパスを使って何度でも改札を出入りできます。
休日おでかけパスを通せない改札では、係員へパスを提示します。
日付変更・払い戻し
休日おでかけパスが未使用なら、利用日は1回まで変更できる一方、払い戻しには手数料220円がかかります。
| 手続き | 条件 |
|---|---|
| 利用日の変更 | 有効期間内・未使用で1回 |
| 払い戻し | 有効期間内・未使用で手数料220円 |
| 手続き場所 | 発売箇所のみどりの窓口 |
一度でも利用した後は変更・払い戻しはできません。
未使用なら手数料220円で払い戻せますが、列車の運休・遅延を理由とした返金はありません。
購入場所と手続き場所の役割が異なるため、旅行会社で買った場合などは購入先へ確認します。
参考:JR東日本 休日おでかけパス
参考:JREメディア 休日おでかけパスの使い方
乗り越し・新幹線・特急の注意
フリーエリア外の運賃や特急券・グリーン券などを追加するときは、2,950円を含む最終支払額と、同じ行程を普通乗車券(きっぷ)またはSuicaで移動する場合の支払額を比べます。
東京~宇都宮はきっぷ・Suicaで乗るより530円お得
境界駅から先の運賃を足しても、普通乗車券(きっぷ)やSuicaだけで乗る場合より530円安くなります。
在来線で東京から宇都宮へ行く場合、フリーエリアは自治医大までなので、自治医大~宇都宮の普通乗車券(きっぷ)の運賃350円を片道ごとに追加します。

| 支払い方法 | 往復の支払額 |
|---|---|
| 普通乗車券 (きっぷ) | 4,180円 |
| Suica (チャージ払い) | 4,180円 |
| 休日おでかけパス | 2,950円+350円×2=3,650円 |
| 差額 | 休日おでかけパスが530円安い |
エリア外の目的地では、2,950円だけで比較しないことが重要です。
エリア外の運賃は有人改札で支払う
フリーエリア内から外へ出る場合は、有人改札で境界駅から先の運賃を支払うため、休日おでかけパスを係員へ提示します。
フリーエリア外から入った場合は、休日おでかけパスと、入場に使ったSuicaまたはきっぷを係員へ提示します。
フリーエリア外まで乗る場合は、境界駅から目的地までの普通乗車券(きっぷ)の運賃を10円単位で支払い、実際に乗った経路を基準に計算します。
ただし、新幹線でフリーエリア外まで乗り越した場合は、境界駅から先の運賃をSuicaと同じ1円単位で支払う方法も選べます。
休日おでかけパスを使って改札へ入ります。
境界駅でいったん降りる必要はありません。
休日おでかけパスを提示し、境界から先の運賃を支払います。
りゅか休日おでかけパスは、のんびりホリデーSuicaパスのように境界駅から先の運賃が自動で引かれないため、エリア外の駅では有人改札へ進みます。
新幹線・特急・グリーン車は別料金
パスは乗車券の代わりになり、新幹線・特急・グリーン車に乗る場合は、必要な特急券・グリーン券等を別に購入します。
| 列車・設備 | 追加するもの |
|---|---|
| 東北新幹線 | 東京~小山の利用区間に必要な新幹線特急券等 |
| 上越新幹線 | 東京~本庄早稲田の利用区間に必要な新幹線特急券等 |
| 在来線特急 | 利用する全区間の特急券 |
| 普通列車グリーン車 | 利用する区間のグリーン券 |
| 普通列車指定席 | 指定席券 |
新幹線でフリーエリア外へ進む場合は、新幹線の境界駅から先の運賃も追加します。
東海道新幹線は東京~小田原を含めて休日おでかけパスを使えません。
東京~小田原は在来線なら対象ですが、東海道新幹線へ乗る場合は乗車券と新幹線特急券をそれぞれ購入が必要になります。
参考:JR東日本 休日おでかけパス
参考:JREメディア エリア外からの利用方法
休日おでかけパスのよくある質問
購入前に迷いやすい6問を、損得・平日・買い方・Suica・新幹線・日付またぎに絞りました。
休日おでかけパスは何円から元が取れますか?
フリーエリア内だけで完結する単純往復なら、普通乗車券(きっぷ)の片道運賃が1,600円以上かどうかが目安です。
途中下車する日は、同じ行程をきっぷまたはSuicaで移動した場合の運賃を区間ごとに足し、2,950円と比べます。
フリーエリア外まで乗る場合は、休日おでかけパスの2,950円に、境界駅から目的地までの往復運賃を足した最終支払額で比べます。
平日でも使えますか?
3つの特定期間は平日も使えるため、4月29日~5月5日、7月20日~8月31日、12月29日~1月3日も対象です。
上記以外の通常期の平日は使えません。
どこで買えますか?
主な指定席券売機等で購入でき、利用日の1か月前から当日まで発売します。
みどりの窓口では買えませんが、主な旅行会社では取り扱いがあります。
休日おでかけパスをSuicaに入れられますか?
いいえ、休日おでかけパスは紙のきっぷとして使う商品で、購入後にSuicaへ移せません。
対応するSuicaカードまたはモバイルSuicaで1日フリーパスを使う場合は、休日おでかけパスではなく、のんびりホリデーSuicaパスを購入します。
のんびりホリデーSuicaパスは、休日おでかけパスより大人100円安い一方、新幹線全線と久留里線は対象外です。
フリーエリアの対象区間をSuicaで移動した運賃が合計2,850円を超えるかで判断します。
新幹線に乗れますか?
パスが乗車券の代わりになり、東北新幹線の東京~小山と上越新幹線の東京~本庄早稲田では新幹線特急券等を別に購入すれば乗れます。
東海道新幹線では使えません。
0時を過ぎても使えますか?
通常ダイヤの最終列車まで有効で、0時を過ぎた瞬間に無効になるわけではありません。
終夜運転があっても翌朝まで無制限ではないため、通常ダイヤの最終列車を基準にします。
まとめ|出発駅と途中下車を含めて比べよう
フリーエリア内だけを移動する日は、同じ行程をきっぷやSuicaで移動した場合の合計額と、パスの2,950円を比べることで買うべきか判断できます。
フリーエリア外まで乗る日は、2,950円に境界駅から先の運賃を足し、きっぷやSuicaだけで移動する場合の支払額と比べます。
- 普通乗車券(きっぷ)の片道運賃が1,600円以上なら、フリーエリア内の単純往復で元を取りやすい
- 途中下車は各区間の運賃、エリア外へ行く日は境界駅から先の運賃も足す
- フリーエリアの対象区間をSuicaで移動すると2,850円を超えるなら、のんびりホリデーSuicaパスも比べる
東京~小田原はSuicaで乗るより240円安く、東京発の鎌倉・横浜巡りは948円高いように、目的地が同じでも行程で結果が変わります。
対象の東北・上越新幹線や久留里線を使う日も、休日おでかけパスを含む最終支払額と、パスを使わず同じ行程を移動する場合の支払額を比べます。
休日おでかけパスの方が安い場合に購入します。
新幹線も久留里線も使わず、フリーエリアの対象区間をSuicaで移動した運賃が合計2,850円を超える日は、のんびりホリデーSuicaパスも比べます。
私鉄・地下鉄や境界駅から先の追加運賃も忘れずに足し、最終支払額が安い方法を選びましょう。

