のんびりホリデーSuicaパスは、JR東日本が発行するSuica専用のフリーきっぷです。
首都圏のJR線や東京モノレールなどが土休日に1日乗り放題になる便利なきっぷですが、こんな悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
- 2,850円払ってちゃんと元が取れるのか不安
- 名前が似ている「休日おでかけパス」とどっちを選べばいいかわからない
- モバイルSuicaでの買い方や使い方がイメージできない
この記事では、主要10区間の損益分岐点シミュレーションで元が取れる境界線をハッキリ示しつつ、休日おでかけパスとの違いや買い方、乗り越し精算まで整理しました。
これからのんびりホリデーSuicaパスを使ってみたい方が、購入前や利用前に知りたいことをひと通りカバーできる内容になっています。
のんびりホリデーSuicaパスの基本情報

のんびりホリデーSuicaパスは首都圏のJR線が土休日に1日乗り放題になるSuica専用のフリーきっぷです。
りゅか2019年9月の発売開始以来、通年で販売されているJR東日本のおトクなきっぷです。
ここからは利用可能日・料金・フリーエリア・乗れる列車の4点を詳しく見ていきましょう。
利用可能日・有効期間・料金
のんびりホリデーSuicaパスは利用できる日が決まっているフリーきっぷです。
毎日使えるわけではなく、基本は土休日、加えてGW・夏休み・年末年始といった長期休暇期間中は平日でも利用できます。
- 通年の土休日
- ゴールデンウィーク期間(4月29日〜5月5日)
- 夏休み期間(7月20日〜8月31日)
- 年末年始(12月29日〜1月3日)
GW・夏休み・年末年始の期間であれば平日でも使えるので、その時期は行動範囲がぐっと広がるフリーパスです。
りゅか有効期間は1日間で、発売は通年行われています。
料金(2026年3月14日改定後)
2026年3月14日のJR東日本運賃改定後、料金は大人2,850円・小児1,420円になりました。
りゅか改定前の大人2,670円・小児1,330円と比較すると、180円の値上げです。
一方でJR東日本の普通運賃も平均7.8%値上げされているため、通常運賃との比較で見ればのんびりホリデーSuicaパスのお得度はむしろ広がっていると言えます。
参考:JR東日本「2026年3月運賃改定のお知らせ」
参考:JR東日本「のんびりホリデーSuicaパス」
フリーエリア(どこまで行ける?)

のんびりホリデーSuicaパスのフリーエリアは、東京・神奈川・埼玉・千葉をほぼ網羅しています。
加えて栃木・茨城・山梨の一部まで広く使えるので、首都圏で日帰りお出かけするには充分すぎる範囲です。
りゅかフリーエリアの先端にある駅(そこから先は有料になる、行ける限界の駅)を方角別にまとめました。
| 方角 | 路線 | 行ける限界の駅 | 近くの観光地 |
|---|---|---|---|
| 西 | 東海道線 | 小田原 | 箱根への玄関口 |
| 西 | 中央本線 | 大月 | 富士山方面への乗り換え拠点 |
| 西 | 青梅線 | 奥多摩 | ハイキング・キャンプ |
| 西 | 五日市線 | 武蔵五日市 | 秋川渓谷 |
| 北西 | 八高線 | 寄居 | 長瀞方面への乗り換え |
| 北 | 高崎線 | 神保原 | 群馬県の手前 |
| 北 | 宇都宮線 | 自治医大 | 宇都宮の手前 |
| 北 | 両毛線 | 足利 | 足利フラワーパーク |
| 北 | 水戸線 | 下館 | 笠間・水戸方面の手前 |
| 東 | 常磐線 | 土浦 | 霞ヶ浦方面 |
| 東 | 成田線 | 成田空港 | 空港アクセス |
| 東 | 総武本線 | 成東 | 九十九里浜方面 |
| 南東 | 外房線 | 茂原 | 外房の海 |
| 南 | 内房線 | 君津 | 東京湾アクアライン方面 |
横浜・鎌倉・品川・新宿などの主要都市はもちろん、他社路線の2つにも乗り放題でアクセスできるのが大きな魅力です。
- 東京臨海高速鉄道線(りんかい線)全線
- 東京モノレール(東京パノラマライン)全線
りんかい線

大崎駅〜新木場駅の区間で、お台場や東京ビッグサイトへのアクセスに便利です。
りんかい線でお台場に行くなら最寄り駅は東京テレポート駅、東京ビッグサイトなら国際展示場駅です。
東京モノレール

モノレール浜松町駅〜羽田空港第2ターミナル駅を結んでおり、羽田空港アクセスに便利です。
羽田空港第1ターミナル駅・第2ターミナル駅・第3ターミナル駅のいずれも利用できます。
これらの他社路線もSuica1枚でシームレスに乗り降りできるのが、のんびりホリデーSuicaパスの強みです。
りゅか以下の路線はフリーエリア外のため、のんびりホリデーSuicaパスでは利用できません。
- 久留里線(木更津〜上総亀山間):千葉県房総半島内陸のローカル線
- 水郡線:茨城県の内陸を走る路線
- 鹿島線:千葉県佐原〜茨城県鹿島神宮
- 日光線・烏山線:栃木県北部(宇都宮駅から先の路線)
- 新幹線全般:東北・上越・北陸・山形・秋田すべて乗車不可
東北・上越・北陸・山形・秋田の新幹線を使いたい場合は、後述する「休日おでかけパス」を検討しましょう。
参考:JR東日本「のんびりホリデーSuicaパス」ご利用条件(新幹線ご利用不可)
そして、これらの在来線がフリーエリア外になっている共通の理由は「Suicaが使えない路線」または「システム上IC企画乗車券の対象外」であるためです。
のんびりホリデーSuicaパスは交通系ICカード(Suica)をベースにしたきっぷなので、そもそもSuicaに対応していない路線では使えない仕組みになっています。
乗れる列車とグリーン車の使い方

のんびりホリデーSuicaパスは、普通列車(快速含む)の普通車自由席がそのまま追加料金なしで乗り降り自由です。
さらに、特急券やグリーン券を追加購入すれば乗れる列車のバリエーションが広がります。
| 列車タイプ | 追加購入 | 乗車可否 |
|---|---|---|
| JR普通列車・快速の自由席 | 不要 | ○ |
| りんかい線全線 | 不要 | ○ |
| 東京モノレール全線 | 不要 | ○ |
| 普通列車のグリーン車 | Suicaグリーン券 | ○ |
| 在来線特急(あずさ・かいじ・ひたち・ときわ・踊り子など) | 特急券 | ○ |
| 東北・上越・北陸・山形・秋田新幹線 | 特急券を買っても乗車不可 | × |
りゅか特に注目したいのが、Suicaグリーン券との組み合わせです。
普通列車グリーン車はSuica/モバイルSuicaで事前購入すると、紙の券より一律260円安く利用できます。
料金は距離別に3段階に設定されています。
| 距離 | Suicaグリーン料金 | 通常料金(紙のきっぷ) |
|---|---|---|
| 50kmまで | 750円 | 1,010円 |
| 100kmまで | 1,000円 | 1,260円 |
| 101km以上 | 1,550円 | 1,810円 |
湘南新宿ラインや上野東京ラインの普通列車グリーン車でゆったり移動すれば、ワンランク上の旅気分を味わえます。
グリーン券の購入はJRE POINTで交換するのがおすすめ

りゅかJRE POINTを貯めている方なら、Suicaグリーン券はポイントで交換するのが断然おすすめです。
通常の購入金額は距離によって750〜1,550円ですが、JRE POINTなら距離に関係なく一律400〜600ポイント(ステージによって変動)で1回分のグリーン券に交換できます。
長距離を乗る機会があるなら、JRE POINTでグリーン券を確保してから出かけると、コスパが一気に跳ね上がります。
参考:JR東日本「普通列車グリーン車料金」
参考:JRE POINT「Suicaグリーン券への交換」
のんびりホリデーSuicaパスと休日おでかけパスの違い

のんびりホリデーSuicaパスとよく比較されるのが、名前の似ている「休日おでかけパス」です。
休日おでかけパスは、のんびりホリデーSuicaパスとフリーエリアがほぼ同じで、紙のきっぷタイプの姉妹券になります。
りゅかまず先に、休日おでかけパスの概要を押さえておきましょう。
- 紙のきっぷタイプ・大人2,950円の姉妹券
- のんびりホリデーSuicaパスとエリアはほぼ共通
- 新幹線にも乗車可能(別途特急券が必要)
のんびりホリデーSuicaパスと休日おでかけパスを6項目で比較
結論から言うと、Suicaを持っている方にはのんびりホリデーSuicaパスをおすすめします。
りゅかその理由を、6つの比較項目で整理していきます。
| 比較項目 | のんびりホリデーSuicaパス | 休日おでかけパス |
|---|---|---|
| 料金(大人) | 2,850円 | 2,950円 |
| 料金(小児) | 1,420円 | 1,470円 |
| 媒体 | Suica・モバイルSuica | 紙の磁気きっぷ |
| 新幹線(東北・上越など) | 新幹線特急券購入でも乗車不可 | 新幹線特急券購入で乗車可 |
| 久留里線 | 乗車不可(エリア外) | 乗車可 |
| 乗り越し精算 | 自動改札でIC運賃自動精算 | 有人改札で10円単位精算 |
料金はのんびりホリデーSuicaパスの方が大人で100円、小児で50円お得です。
りゅかわずか100円の差ですが、それ以上に大きいのが
「乗り越し精算のラクさ」と「購入方法の利便性」の2点です。
休日おでかけパスはフリーエリア外に出る場合、有人改札で駅員に提示して不足分を現金等で支払う必要があります。
一方、のんびりホリデーSuicaパスなら自動改札を通過するだけでSuicaの残高から自動精算されるので、ストレスなく乗り越しができます。
りゅかIC専用改札などもあるので、利便性も金銭的にものんびりホリデーSuicaパスが良さそうですね。
どっちを選ぶべき?判断フローチャート
りゅか迷ったときの判断基準をシンプルにまとめると、以下の流れになります。

のんびりホリデーSuicaパスはお得?損益分岐点を検証
ここまでで、SuicaユーザーにはのんびりホリデーSuicaパスをおすすめしたい理由をご紹介してきました。
とはいえ、大人2,850円という価格でちゃんと元が取れるのかは気になるポイントですよね。
ここからは主要区間の損益分岐点をシミュレーションしていきます。
主要区間の損益分岐点シミュレーション
新宿駅と東京駅を起点に、日帰りで行きやすい人気観光地10区間で検証しました。
りゅか表の見方は以下の通りです。
- 「乗り越し区間」が「なし(フリーエリア内)」の行:目的地自体がフリーエリアの終点駅。パスのみで到達可能
- 「乗り越し区間」に駅名が記載の行:目的地がフリーエリア外のため、パス+乗り越し区間分の運賃を自動精算
判定は以下の基準で示しています。
- ◎:1,000円以上お得
- ○:500〜999円お得
- △:元が取れる〜499円お得
- ×:通常運賃の方が安い
| 起点 | 目的地 | 乗り越し区間 | 通常IC往復 | パス利用 | 差額 | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 新宿 | 鎌倉 | なし(フリーエリア内) | 2,068円 | 2,850円 | -782円 | × |
| 新宿 | 小田原 | なし(終点駅) | 3,190円 | 2,850円 | +340円 | △ |
| 新宿 | 大月 | なし(終点駅) | 2,816円 | 2,850円 | -34円 | × |
| 東京 | 土浦 | なし(終点駅) | 2,442円 | 2,850円 | -408円 | × |
| 東京 | 成田空港 | なし(終点駅) | 2,816円 | 2,850円 | -34円 | × |
| 東京 | 熱海 | 小田原↔熱海 | 4,180円 | 3,730円 | +450円 | △ |
| 東京 | 高崎 | 神保原↔高崎 | 4,180円 | 3,356円 | +824円 | ○ |
| 東京 | 宇都宮 | 自治医大↔宇都宮 | 4,180円 | 3,532円 | +648円 | ○ |
| 新宿 | 舞浜 | なし(フリーエリア内) | 880円 | 2,850円 | -1,970円 | × |
| 新宿 | 横浜 | なし(フリーエリア内) | 1,232円 | 2,850円 | -1,618円 | × |
りゅかこの損益分岐点表からは、大きく3つの傾向が読み取れます。
- 近距離の単純往復は元が取れない
鎌倉・舞浜・横浜など都心近郊は、通常運賃のほうが安く済みます - エリア外への乗り越しが最も効果的
高崎・宇都宮・熱海などは、通常往復より400〜800円ほど安くなります - 元が取れる目安は片道1,425円(=2,850円÷2)
これを超える単純往復か、フリーエリア外への乗り越しを組み合わせると元が取れます
- フリーエリア外まで乗り越しても、降車時に自動改札を通るだけで、境界駅からの不足分がSuica残高から1円単位・最短経路で自動精算されます(紙のパスのような有人改札での精算は不要)
- 事前にSuica残高へ乗り越し分(往復で数百円程度〜)をチャージしておきましょう。
残高不足だと改札で止まります - フリーエリア外の駅から乗るときも、モバイルSuicaならアプリでパスを購入してそのまま乗車でき、降車時に境界駅までの運賃が自動精算されます
熱海より西(沼津・三島など)はTOICAエリアで扱いが変わる

熱海方面へ向かう際、気をつけたいのが「熱海より西はJR東海のTOICAエリアになる」という点です。
熱海駅は2021年3月からSuicaエリア&TOICAエリア両方の境界駅になっているため、熱海駅まではのんびりホリデーSuicaパス+乗り越し精算で自動改札でスムーズに出ることができます。
ただし、熱海より西の函南・三島・沼津などへ乗り越す場合は、「Suicaエリアをまたいだ利用」となり、自動改札ではそのまま出られません。
りゅか乗り越してしまった場合の対応は以下のようになります。
- 三島・沼津などの一部の駅では、自動精算機でSuica残高から不足分を精算できる
- 自動精算機がない駅や機械が対応していない場合は、有人改札で現金精算となる
- 精算後もSuicaには入場記録が残っているため、後日Suicaエリア内の駅で入場記録を消去してもらう必要がある
熱海駅はSuicaとTOICAの両方の自動改札機が設置されているので、Suicaのまま熱海より西のTOICAエリアを利用できます(ただしTOICAエリア内で完結する場合のみ)。
りゅか異なるエリアを跨ぐには境界の駅で再入場する必要がありということですね。
いろんな方面を回れば近距離でもお得にできる
近距離の単純往復では元が取れませんが、1日に何度も途中下車して、複数のスポットを乗り継いで回れば、運賃が積み上がってパス代を上回ります。
たとえば、新宿を起点に鎌倉・横浜・お台場・羽田空港をぐるりとめぐる、1日まるごと満喫コースを組んでみました。JR線・りんかい線・東京モノレールを1枚のパスで乗り継げる、このきっぷならではの欲張りなルートです。
りゅか通常のIC運賃(最安経路)で1区間ずつ払うと、こんなに積み上がっていきます。
- 新宿→鎌倉(大仏・小町通り):1,034円
- 鎌倉→横浜(中華街・みなとみらい):440円
- 横浜→お台場(りんかい線でベイエリア):613円
- お台場→羽田空港(東京モノレールで展望デッキ):729円
- 羽田空港→新宿(モノレール+JR):739円
- 合計:3,555円

のんびりホリデーSuicaパス(2,850円)を使えば、705円分おトクになる計算です。
1日でこれだけ乗り継げば、近距離中心のプランでもしっかり元が取れます。
のんびりホリデーSuicaパスが特に活きるのは、次のようなシーンです。
- フリーエリア外の観光地へ日帰り:熱海・高崎・宇都宮など端の駅の一つ先へ乗り越し
- 1日に3箇所以上の街やスポットを回る:複数の街を横断する観光プラン
- 羽田空港・お台場を含む移動:りんかい線・東京モノレール経由のスポットを挟む
- 当日の予定変更にも対応したい:急に「あそこも寄ろう」と思っても追加料金の心配なし
- グリーン車でゆったり移動したい:Suicaグリーン券やJRE POINT交換と併用
日帰りで使えるお得きっぷの「途中下車モデルコース」は、京急のみさきまぐろきっぷでも詳しく紹介しています。あわせてどうぞ。

のんびりホリデーSuicaパスの買い方
購入方法は大きく2つあります。
モバイルSuicaアプリで購入する方法と、Suicaカード(ICカード)で指定席券売機から購入する方法です。
手軽さと利便性ではモバイルSuicaが便利ですが、使い方や状況によってはカード型のSuicaが向いている方もいます。
ここからはそれぞれの購入手順と注意点を解説します。
モバイルSuicaでの購入手順

モバイルSuicaアプリからの購入手順は以下の通りです。
アプリを開き、トップページを表示します。
トップページの下部メニューから選択します。
きっぷの種類を選ぶ画面に進みます。
利用条件を確認したうえで進みます。
おトクなきっぷの一覧から選びます。
クレジットカードなどで決済すると、その場ですぐに利用できます。
りゅかモバイルSuicaでの購入で気をつけたいポイントは以下の通りです。
- 利用当日のみ購入可能(前日や数日前の購入は不可)
- 購入できる時間は4:00〜23:45
- 改札に入場済みのSuicaでは購入できない
- 有効な定期券情報があるSuicaでは購入できない
- 有効なおトクなきっぷが登録済みのSuicaには、新たなおトクなきっぷを追加購入できない
- 支払いはクレジットカードまたはGoogle Pay/Apple Payのみ(Suica残高での支払いは不可)
りゅか実際、僕が試しに改札内でのんびりホリデーSuicaパスを購入しようとしたところ、以下のエラーメッセージが表示されました。

このモバイルSuicaで改札入場後はおトクなきっぷの購入はできません。おトクなきっぷに関する操作は改札の外で行ってください。既に改札の外にいる場合は、何らかの理由により出場処理がされていない可能性があるため、JR東日本のSuicaエリア内の駅係員へお申し出ください。(U203)
※エラーコード「U203」は改札入場中を示すものです。
駅の改札を通過する前にあらかじめ購入しておくか、乗り換え駅で一度改札を出てから購入するのが鉄則です。
参考:JR東日本「モバイルSuicaでおトクなきっぷを購入したい」
りゅか以下、押さえておきたい注意事項についてそれぞれまとめました。
東海道新幹線で到着後、JR東日本の在来線に乗り換えてのんびりホリデーSuicaパスを初めて使う場合、新幹線と在来線の乗換改札は通れません。
一度新幹線改札口を出て、改めて在来線の改札から入場する必要があります。
東京駅・品川駅・上野駅などで東海道新幹線から乗り換える予定の方は、この点に注意してください。
- 有効な定期券情報が入ったSuica(モバイルSuica定期券・Suica定期券)では、のんびりホリデーSuicaパスを購入できません
- 解決策は、定期券の入っていない別のSuica(無記名Suica、または2枚目のモバイルSuica)を用意して、そちらで購入することです
- 改札では「パスを入れたSuica」をタッチします。
定期券側のSuicaが反応すると通常運賃が引かれてしまうので、タッチするカードを間違えないよう注意しましょう
指定席券売機での購入方法(カード版)
Suicaカードで購入する場合は、フリーエリア内のJR東日本の主な駅に設置されている指定席券売機を利用します。

手順は以下の通りです。

まずは指定席券売機のトップ画面で「きっぷ」を選びます。

「お求めになるきっぷ・チャージ」の画面で、左側の「Suica(おトクなきっぷ)」を選びます。

おトクなきっぷの一覧から「のんびりホリデーSuicaパス」を選びます。

表示されたフリーエリアと料金を確認し、「購入する」を押します。

すでに持っているSuicaを使うか、新しくSuicaを発行するかを選びます。

支払い方法(現金・チャージ残額・クレジットカード)を選びます。

発券されたら、Suicaやおつりの取り忘れに注意して受け取ります。これで購入完了です。
画面はJR東日本の指定席券売機より
なお、「一部新幹線停車駅(本庄早稲田駅・上毛高原駅・安中榛名駅〜上田駅・飯山駅・上越妙高駅)」では購入できません。
りゅかのんびりホリデーSuicaパスを搭載できるSuicaと、搭載できないSuicaがあるため、事前に確認しておきましょう。
搭載できるSuicaは以下の通りです。
- My Suica(記名式)
- Suicaカード
- Welcome Suica(訪日外国人向け)
- モバイルSuica
- 地域連携ICカード(記名・無記名)
PASMOユーザーでのんびりホリデーSuicaパスを使いたい方は、別にSuicaを用意するか、モバイルSuicaアプリをダウンロードする必要があります。
行き先が決まったら、現地の遊び・体験も予約しておこう
のんびりホリデーSuicaパスで行き先が決まったら、現地で楽しむレジャー施設やアクティビティも、事前に予約しておくのがおすすめです。
鎌倉・横浜・お台場・羽田空港など、フリーエリア内には体験スポットが豊富です。
「じゃらん遊び・体験」なら、陶芸やクルーズ、観光施設のチケットなどを事前に予約でき、当日の売り切れや待ち時間を避けられます。
りゅか行き先が決まっているなら、移動の前に現地の体験を押さえておくと、当日は移動だけ考えればよくて気が楽でした。
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よくある質問
Q1. 当日の予定が変わって使わなかった場合、払い戻しはできる?
モバイルSuicaで購入したのんびりホリデーSuicaパスは、未使用で有効日の23:45までアプリ内で払い戻しができます。
返金は220円の払戻し手数料を差し引いた上で、購入時のクレジットカード口座へ払込みされる形です。
払い戻し時に覚えておきたいポイントは以下の通りです。
- アプリ内の「おトクなきっぷ」メニュー操作は5:00〜23:45の間に限り可能
- 使用済みのきっぷ(1回でも改札を通ったもの)は払戻しできない
- 会員メニューサイト(ブラウザ版)からは払戻しできない(モバイルSuicaアプリからのみ)
- 払戻し可能なきっぷを登録したSuicaを退会する場合、事前にアプリで払戻しを済ませる必要がある(退会後は返金されない)
指定席券売機で購入したICカードのきっぷも、有効期間内で未使用の場合に限り、発売箇所のみどりの窓口で払戻しが可能(同じく220円の手数料がかかります)。
Q2. Suica定期券の有効期限が切れていれば購入できる?
JR東日本の公式案内では、定期券の有効期限が切れていても購入できない場合があるとされています。
ただ、僕自身の体験談として、2年ほど前まで定期券として使っていたモバイルSuicaで試しに購入してみたところ、問題なく購入できました。
ケースによって結果が異なるので、試しに購入を進めてみて、エラーが出たら駅のみどりの窓口または改札口で相談するのがスムーズです。
カード型の定期券の場合、有効期限内は指定席券売機での購入不可、有効期限切れでも購入できないケースがあります。
Q3. PASMOでも使える?
利用できません。
のんびりホリデーSuicaパスはSuica専用のきっぷです。
PASMOユーザーの方は、紙の休日おでかけパスを選択するか、新たにSuicaを用意してください。
Q4. 普通列車のグリーン車には乗れる?
別途Suicaグリーン券を購入すれば乗車できます。
Suicaグリーン券は距離に応じて750円/1,000円/1,550円の3段階で、のんびりホリデーSuicaパスと併用可能です。
JRE POINTが貯まっている方は、一律400〜600ポイントでグリーン券に交換するのがおすすめです。
Q5. 子ども用の設定はある?
モバイルSuicaには小児用の設定がないため、お子さんの分は指定席券売機でSuicaカード(小児用)から購入する必要があります。
料金は大人の半額の1,420円です。
家族で使う場合は、大人のモバイルSuica+子どものSuicaカードという組み合わせになります。
まとめ
本記事では、のんびりホリデーSuicaパスがお得になる境界線を、損益分岐点シミュレーションや休日おでかけパスとの違い、買い方・乗り越し精算の観点から紹介しました。
のんびりホリデーSuicaパスは、首都圏のJR線が土休日に1日乗り放題になるSuica専用のフリーきっぷです。
2026年3月14日の運賃改定後は大人2,850円・小児1,420円で、片道1,425円を超える区間の往復や、フリーエリア外への乗り越しを組み合わせるプランなら元が取れやすい計算になります。
Suicaを持っている方であれば、休日おでかけパスよりのんびりホリデーSuicaパスの方が100円安く、モバイルSuicaで当日朝にサクッと買えて、乗り越しも自動改札で完結するという利便性があります。
今度の休日、首都圏のどこかへ日帰りで出かけたくなったら、ぜひ選択肢に入れてみてください。
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