タイムズカーシェアのナイトパックは得?損?料金・使い方を徹底解説【2026年】

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「夜に車を使いたいけど、タクシーは高いし、レンタカーは営業時間が合わない……」

深夜のドライブや、翌朝の早起きアクティビティ。

夜間に車が必要になるシーンは意外と多いのではないでしょうか。

そんなときに知っておきたいのが、タイムズカーシェアの「ナイトパック」
18:00〜翌朝9:00までを最大2,640円から使える、夜間専用の定額プランです。

本記事では、2025年12月の料金改定を踏まえた最新の料金体系から、通常料金との損益分岐点、予約の手順、そして実体験に基づいた「損しない使い方」まで、ナイトパックに関する情報をまとめました。

目次

そもそもタイムズカーシェアとは?

CARSHAREと書かれたカードと黄色いミニカーのイメージ写真

本題に入る前に、タイムズカーシェア(正式名称:タイムズカー)の基本をサッと確認しておきましょう。

タイムズカーは、タイムズモビリティ株式会社が運営する国内最大級のカーシェアリングサービスです。

全国の主要都市にステーション(車両が置いてある駐車場)を展開しており、ステーション数・車両数ともに業界No.1を誇ります。

利用の仕組みはシンプルで、スマホアプリやWebから予約し、ステーションで車を解錠して乗り、使い終わったら同じ場所に返すだけ。

ガソリン代は利用料金に含まれており、別途支払う必要はありません。

基本的な料金の仕組みは、次の3つの要素で構成されています。

料金の3つの要素
  • 月額基本料金
    880円(毎月の利用料金に充当できるため、月1回でも使えば実質無料)
  • 時間料金
    15分あたり220円〜(車種クラスによって異なる)
  • 距離料金
    1kmあたり20円(条件に応じて発生)

また、利用料金の中にはあらかじめ補償制度(対人・対物・車両・人身傷害、いずれも無制限)が含まれているため、万が一の事故時にも基本的な補償はカバーされます。

ただし、事故で車両が使えなくなった場合には、営業補償として2万円〜5万円の自己負担が発生します。

この自己負担を免除できるのが、1回あたり550円の「安心補償サービス」というオプションです。

りゅか

夜間は視界が悪く事故率も上がるリスクがあるため、ナイトパック利用時には加入しておくと安心ですね。

参考リンク

こうした「短時間から使える手軽さ」と「ガソリン代・補償込みのわかりやすい料金」が、タイムズカーシェアが支持されている理由です。

タイムズカーシェアのナイトパックとは?基本情報と料金【2026年最新】

夜の都市高速道路と車のヘッドライトの光跡

ここでは、タイムズカーシェアのナイトパックの料金やルール、通常料金との違いを整理していきます。

ナイトパックの利用時間・対象クラス・基本料金一覧

ナイトパックは、18:00〜翌朝9:00まで(最大15時間)の夜間帯を定額で利用できる専用プランです。

車種クラスごとの料金は以下のとおりです。

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クラス通常の時間料金(15分あたり)ナイトパック基本料金(税込)対象車種の例
ベーシッククラス220円2,640円ヤリス、フィット、N-BOXなど
ミドルクラス330円3,960円プリウス、シエンタ、CX-5など
プレミアムクラス440円5,280円アルファード、セレナ、ノアなど

ベーシッククラスなら、わずか2,640円で最大15時間も車を使えます。

通常の時間料金で15時間借りた場合の上限金額(6,600円)と比べると、半額以下です。

ただし、ナイトパックには別途「距離料金」が発生する点が最大のポイントです。
これについては次のセクションで詳しく解説します。

また、ナイトパックは予約時に自分で選択する必要があります。

利用開始後に「やっぱりナイトパックにしたい」と思っても、通常料金からの変更はできません。

逆もまた同様です。

月額基本料金880円の仕組み

タイムズカーシェアの個人プランでは、月額基本料金として880円がかかります。

この880円は毎月の利用料金(時間料金・パック料金・距離料金)に充当できる仕組みになっているため、月に1回でもタイムズカーシェアを利用すれば実質的な持ち出しはゼロになります。

ナイトパックに限らず、通常の時間料金で短時間利用した場合でも同様です。

学生プランの場合は、入会から4年間は月額基本料金そのものが無料になります。

りゅか

大学生や専門学校生なら、在学中に入会しておくとコスト面で有利です。

通常の時間料金との違いをひと目で比較

ナイトパックがお得かどうかを判断するには、通常の時間料金との違いを知っておく必要があります。

ベーシッククラスで比較すると、このようになります。

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項目通常の時間料金ナイトパック
料金体系15分あたり220円定額2,640円(最大15時間)
最大時間料金(上限)6時間=4,290円 / 12時間=5,500円なし(定額のため不要)
距離料金の課金起点20kmを超えた分のみ20円/km0kmから全距離に20円/km
利用可能時間帯24時間いつでも18:00〜翌9:00に限定
プラン変更自動で最大時間料金が適用される予約時に手動で選択が必要

最も重要な違いは、距離料金の課金起点です。

通常料金なら20km以内は距離料金がかかりませんが、ナイトパックでは1kmでも走った分だけ20円/kmが加算されます。

この非対称な仕組みが、ナイトパックの「安く見えて高くつく」印象の原因になっています。

【要注意】タイムズカーシェアのナイトパックの距離料金|通常利用との決定的な違い

MONEYの文字と豚の貯金箱、料金をイメージした写真

ナイトパックを使ったことがある方なら、「想定より高かった」と感じた経験もあるかもしれません。

その原因の大半は、距離料金の仕組みにあります。

通常利用は20km無料、ナイトパックは0kmから全距離課金

距離料金のルールを改めて整理します。

通常の時間料金の場合:走行距離20km以内なら距離料金はゼロです。

20kmを超えた分だけ1kmあたり20円が加算されます。

たとえば30km走っても、課金対象は超過分の10kmだけなので距離料金は200円です。

ナイトパックの場合:利用開始の0km地点から、走った全距離に対して1kmあたり20円が課金されます。30km走ったら30km×20円=600円がそのまま距離料金になります。

走行距離は車載器で記録されており、利用後に届く返却証メール、またはマイページの利用履歴で1km単位で確認できます。

距離料金の計算例(往復30km・50km・100km)

距離料金だけを比較すると、ナイトパックは常に割高です。

ベーシッククラス(ナイトパック基本料金2,640円 / 通常時間料金15分220円)を例に、具体的な数字で見てみましょう。

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走行距離ナイトパック
(基本料金+距離料金=合計)
通常利用3時間の場合
(時間料金+距離料金=合計)
差額
15km2,640円+300円=2,940円2,640円+0円=2,640円通常が300円安い
30km2,640円+600円=3,240円2,640円+200円=2,840円通常が400円安い
50km2,640円+1,000円=3,640円2,640円+600円=3,240円通常が400円安い
80km2,640円+1,600円=4,240円2,640円+1,200円=3,840円通常が400円安い
100km2,640円+2,000円=4,640円2,640円+1,600円=4,240円通常が400円安い

※通常利用は3時間(時間料金2,640円)で計算。
利用時間が長くなるほど通常利用の時間料金は上がるため、ナイトパックが有利になっていきます。

2025年12月改定で変わった距離料金ルール

2025年12月1日の返却分から、通常利用の距離料金ルールが変更されました。

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項目改定前改定後
距離料金が発生する条件利用時間が6時間を超えた場合走行距離が20kmを超えた場合
課金対象利用開始時からの全走行距離20kmを超えた分のみ

改定前は「6時間以内なら距離料金ゼロ」だったため、短時間の通常利用が圧倒的に有利でした。

りゅか

極端な話、6時間以内であれば100km走っても距離料金はかからなかったわけです。。。

改定後はこのルールが廃止され、6時間以内でも20kmを超えると距離料金が発生するようになっています。

一方で、ナイトパックの距離料金ルール(0kmから全距離課金・20円/km)に変更はありません。

参考リンク

タイムズカーシェアのナイトパックはいつ得?いつ損?損益分岐点シミュレーション

女性が3つの分岐点に立っている

「自分の使い方でナイトパックはお得なのか?」──ここが最も気になるポイントだと思います。

利用時間と走行距離のパターン別に、具体的な金額で検証していきましょう。

※以下のシミュレーションはすべてベーシッククラス(15分220円 / ナイトパック2,640円)で計算しています。

利用3時間×15km → 通常料金の方が安いケース

通常料金の場合:時間料金 220円×12枠(3時間分)=2,640円 + 距離料金 15kmは20km以内なので+0円 = 合計2,640円

ナイトパックの場合:基本料金 2,640円 + 距離料金 15km×20円=+300円 = 合計2,940円

差額は300円で、通常料金の方が安くなります。

夜間にちょっとした買い出しや近場への送迎で使うだけなら、わざわざナイトパックを選ぶ必要はありません。

利用5時間×30km → ナイトパックがお得なケース

通常料金の場合:時間料金 220円×20枠(5時間分)=4,400円 → 最大時間料金により4,290円 + 距離料金 (30−20)km×20円=+200円 = 合計4,490円

ナイトパックの場合:基本料金 2,640円 + 距離料金 30km×20円=+600円 = 合計3,240円

ナイトパックの方が1,250円安い計算です。

5時間使うケースでは、距離料金の上乗せを差し引いてもナイトパックが明確にお得になります。

利用8時間×100km → ナイトパック圧勝のケース

通常料金の場合:時間料金 最大時間料金により5,500円 + 距離料金 (100−20)km×20円=+1,600円 = 合計7,100円

ナイトパックの場合:基本料金 2,640円 + 距離料金 100km×20円=+2,000円 = 合計4,640円

ナイトパックの方が2,460円も安くなります。

タクシーの深夜割増なら片道で1万円を超えることも珍しくありませんし、レンタカーの深夜利用と比べても大幅に安く済むでしょう。

損益分岐点まとめ:「4時間以上ならナイトパック」が目安

シミュレーション結果を早見表にまとめました。

スクロールできます
利用時間走行距離20km走行距離50km走行距離80km走行距離100km
3時間× 通常が安い× 通常が安いほぼ同額ほぼ同額
5時間 NPが得 NPが得 NPが得 NPが得
8時間 NPが得 NPが得 NPが得 NPが得
12〜15時間 NPが得 NPが得 NPが得 NPが得

※NP=ナイトパック ◎=ナイトパックが明確に安い △=差額500円以内 ×=通常料金が安い

ざっくりとした結論は「4時間以上使うならナイトパックが有利」です。

3時間以内かつ短距離の利用は通常料金の方が安くなるケースが多いですが、4時間を超えてくると、往復100km走ってもナイトパックの基本料金の安さが勝ちます。

迷ったときの判断基準はシンプルです。

「帰りの時間が読めない → ナイトパック」「3時間で確実に終わる → 通常料金」。

これだけ覚えておけば大きく損することはありません。

【実体験】ナイトパックを使ってみてわかった”リアルな使い勝手”

海沿いの展望スポットに停まる白い車と青い海の風景

ここからは、筆者が実際にナイトパックを使い込んだ経験をもとに、公式サイトの料金表だけでは見えてこない「使ってみて初めてわかったこと」をお伝えします。

スパ銭帰り→突発カラオケでも時間料金の追加なし

ある夜、18時にステーションでヤリスをピックアップし、東久留米市にあるスパ施設「スパジアムジャポン」へ向かいました。

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2時間ほどたっぷり整った後、友人が「このままカラオケ行かない?」と提案してきました。

通常の時間料金なら「あと何分残ってるっけ?」と時計が気になるところですが、ナイトパックで翌朝まで余裕を持って借りていたので、二つ返事でOKできました。

結局カラオケで3時間歌い倒し、深夜1時にステーションへ返却。

りゅか

ナイトパックは早く返しても基本料金は変わらないので、余裕を持って長めに予約しておくのが正解だと感じた体験でした。

6時間パックとの使い分け基準は「往復60km」がボーダーライン

悩ましいのが、通常利用の6時間上限(4,290円、距離料金は20km超過分のみ)とナイトパック(2,640円、距離料金は0kmから)のどちらを選ぶか、という問題です。

何度か使い比べた結果、筆者なりの判断基準はこうなりました。

タイムズカーシェアの損益分岐点

往復60km以内で、利用時間に余裕がほしい場合 → ナイトパック

  • ナイトパック:2,640円+60km×20円=3,840円
  • 通常利用(6時間上限):4,290円+(60−20)km×20円=5,090円
  • → ナイトパックの方が1,250円お得

逆に、「3〜4時間で確実に終わる + 走行距離が100km超」という組み合わせなら、通常の時間料金の方が安くなることもあります。

夜の外出は予定が延びることも多いと思うので、時間に余裕を持たせたい場合はナイトパックを選んでおく方が後悔しにくいでしょう。

ちなみに、ナイトパックは翌朝9:00まで予約していても早く返却して問題ありません。

基本料金は同じです。

りゅか

僕も翌朝9:00まで予約していたのに深夜0時に返却したことがありますが、請求は基本料金+距離料金のみで変わりませんでした。

タイムズカーシェアのナイトパックの予約方法|アプリ操作の流れを解説

HOWTOと書かれた木製ブロックと電卓と虫眼鏡

ナイトパックの予約は、通常のタイムズカーシェアの予約とほぼ同じ手順です。

違うのは「プラン選択」の1ステップだけ。

ここではアプリでの操作の流れを紹介します。

タイムズカーシェアのスマートフォンアプリ(またはWebサイト)を開き、以下の手順で進めます。

タイムズカーシェアの使い方
  1. ステーションを検索する
    地図、現在地周辺、駅名のいずれかで検索できます
  2. 利用日時を設定する
    開始時刻を18:00以降にします(18:00より前だとナイトパックが選択肢に出ません)
  3. 車種クラスを選ぶ
    ベーシッククラス/ミドルクラス/プレミアムクラスから選択します

夜のドライブであればベーシッククラスのコンパクトカー(ヤリスやフィットなど)が取り回しやすく、料金も抑えられるのでおすすめです。

予約画面で「ナイトパック」を選択→確定

ここが最も大切なステップです。

予約の入力画面で「料金プラン」の項目をタップし、必ず手動で「ナイトパック」を選択してください。

選び忘れて通常料金のまま予約を確定してしまうと、利用開始後にナイトパックへの変更はできません。

これはシステム上の制約であり、例外はありません。

スクロールできます
タイムズカーのアプリからの予約画面。借りられるポートが黄色のマークがついている。
ステーションをマップから選択します。
※グレーは既に他の方が予約されています。
タイムズカーのアプリからの予約画面。
空いている場合予約ボタンが押せるようになっている
利用を希望する車種を選択します。
※いずれかのボタンでOKです
タイムズカーのアプリからの予約画面。安心保障サービスのご案内のポップアップ
安心補償サービスへの加入をするかしないかを
選びます。
タイムズカーのアプリからの予約画面。時間料金かナイトパックの選択画面
時間料金タブで
ナイトパックを選択。
タイムズカーのアプリからの予約画面。利用する際の料金とプランの確認画面
料金プランがナイトパックになっていることを
確認して右下の予約確定!

また、ナイトパックを選択しても返却予定時刻は自動で翌朝9:00に設定されるわけではありません。

ご自身で返却予定時刻を確認・設定する必要があります。

りゅか

突発的な予定変更の可能性があるならば、翌朝9:00に設定しておくのが安心です。

参考リンク

利用開始〜返却までの流れ

STEP
ステーションに到着→車両を解錠

会員カード(ICカード)またはアプリで車両を解錠して利用開始します。

アプリで解錠する場合は事前に「アプリ解施錠」の利用登録が必要です(マイページから数分で完了します)。

登録していない場合はICカードでの解錠になります。

STEP
利用中(給油が必要な場合)

燃料が半分程度に減ったら、車内に備え付けの「給油・洗車カード」を使って提携ガソリンスタンド(ENEOS・出光・コスモ石油など)で給油しましょう。

このカードで支払うため、給油費用の自己負担はありません。

なお、通常の時間料金利用時は給油で30分の料金割引が受けられますが、ナイトパックを含むパック利用中は料金割引の対象外です(カーシェアポイントは付与されます)。

STEP
返却→施錠して完了

同じステーションに戻し、忘れ物がないか確認して施錠すれば完了です。

返却後、登録メールアドレスに返却証が届きます。

基本料金+距離料金を含む総額はここで確認できますので、利用後にチェックしておくと安心です。

延長・超過・キャンセルのルールと注意点

POINTと書かれたノートとスマートフォンと電卓

ナイトパックで最もトラブルになりやすいのが、延長と超過のルールです。

「知らなかった」では済まない高額請求につながる可能性もあるため、利用前にしっかり確認しておいてください。

ナイトパック終了後の延長は最大6時間(ただし上限料金なし!)

翌朝9:00を過ぎても車を使い続けたい場合、アプリから延長手続きをすれば最大6時間(15:00まで)延長できます。

ただし、ここには要注意の落とし穴があります。

延長部分には、通常利用で自動適用される「最大時間料金(上限金額)」が一切適用されません。

15分220円(ベーシッククラス)がそのまま積み上がっていきます。

延長料金例
  • 1時間延長 → +880円
  • 3時間延長 → +2,640円
  • 6時間延長 → +5,280円

6時間フルに延長した場合、ナイトパック基本料金(2,640円)と合わせて7,920円+距離料金です。

りゅか

こうなると、最初から24時間パック(6,600円+距離料金)の方が安上がりだったということも起こりえます。。。

翌日の昼過ぎまで車を使うことが事前にわかっているなら、ナイトパック+延長ではなく、24時間パックとの比較を忘れずに行いましょう。

なお、ナイトパックの開始時間(18:00)より前に通常の時間料金を組み合わせて前倒しで予約することはシステム上できません。

参考リンク

返却遅延は通常料金の2倍──無断超過のペナルティは深刻

延長手続きをせずに返却予定時刻を過ぎてしまった場合、超過料金は通常料金の2倍です。

ベーシッククラスなら15分あたり440円、1時間で1,760円。

最大時間料金も適用されないため、超過した時間がそのまま2倍で加算されていきます。

たとえば2時間の無断超過なら、440円×8枠=3,520円が追加されます。

これだけでナイトパック基本料金を上回ってしまう計算です。

さらに深刻なのは、延長手続きをしていない状態で事故を起こした場合、補償制度が適用されないリスクがある点です。

公式サイトの補償制度ページにも「延長手続きをおこなわず、返却予定日時を過ぎた状態で事故を起こした場合」は保険・補償の適用外となると明記されています。

延長が必要になったら、必ず返却予定時刻の前にアプリから手続きをしてください。

手続き自体は数タップで完了します。

万が一、アプリでの延長ができない状況(次の予約が入っている等)の場合は、タイムズカーシェア会員専用のコンタクトセンター(24時間対応)に電話で相談しましょう。

タイムズカーシェア会員専用フリーダイヤル

タイムズカーシェア:会員専用フリーダイヤル(0120-24-5037)
傷をつけてしまったなど、その他トラブルもこちらの電話番号です。

りゅか

「まだ大丈夫だろう」と後回しにすると、取り返しのつかないことになりかねません!

参考リンク

キャンセルは利用開始1分前まで無料(例外あり)

タイムズカーシェアのキャンセルポリシーは非常に柔軟です。

キャンセルポリシー
  • 基本ルール
    利用開始の1分前までキャンセル料ゼロ
  • 例外1
    チャイルドシート等のオプション付帯時 → 約30分前まで
  • 例外2
    特別な車両準備が必要なケース → 2時間前まで

この柔軟さを活かせば、「予定が確定していないけど念のため予約しておく → 不要になったらキャンセル」という使い方もできます。

りゅか

予定が読めない時は、とりあえず予約しておいても利用開始の1分前までであれば金銭的なリスクはありません。

タイムズカープログラム(TCP)の距離料金割引はナイトパック対象外

TCプログラム ステージ条件

出典:タイムズカープログラムとは | カーシェアリングのタイムズカー

タイムズカーには、利用実績に応じてステージが上がると各種特典を受けられる「タイムズカープログラム(TCP)」というロイヤリティプログラムがあります。

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特典ステージ1ステージ2ステージ3ステージ4
継続期間に応じてカーシェアeチケットプレゼント
・満1年 60分
・満3年 2時間
・満5年 3時間
・満7年以降毎年 6時間
誕生日に60分カーシェアeチケットプレゼント
月額基本料金無料
3週間前から予約可能
30分カーシェアeチケットプレゼント

(偶数月)


(毎月)
60分カーシェアeチケットプレゼント

(毎月)
距離料金から最大300円割引※
距離料金から最大1,000円割引※

※距離料金割引はナイトパック利用時は対象外です

2025年12月の改定で、通常利用時の距離料金に対する割引特典が新設されましたが、残念ながらナイトパック利用時にはこの割引は適用されません。

とはいえ、通常利用との使い分けを判断する上で知っておくべき情報なので、概要を整理しておきます。

TCPの概要と通常利用時の距離料金割引

改定後のTCPでは、上位ステージの会員に対して通常の時間料金で利用した際の距離料金から直接割引される特典が新設されました。

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ステージ主な条件距離料金割引(通常利用時のみ)
ステージ3200〜499cp+無事故走行500km以上最大300円割引
ステージ4500cp以上最大1,000円割引

改定前にあった「上位クラスの車両をベーシッククラス料金で使える」というクラス割引は完全に廃止され、代わりにこの距離料金割引が導入されています。

ナイトパック利用時は距離料金割引が適用されない

ここが重要なポイントです。

公式サイトのタイムズカープログラムページでも、ステージ特典一覧の注釈として「※ナイトパックは対象外です」と明記されています。

つまり、ナイトパックで100km走った場合、TCPステージに関係なく距離料金は2,000円(100km×20円)がそのまま請求されます。

ネット上の一部記事では「TCP割引でナイトパックの距離料金を相殺できる」と記載されているケースがありますが、これは公式情報と異なりますのでご注意ください。

TCP距離料金割引の恩恵を受けられるのは、あくまで通常料金を利用した場合のみです。

日常的にタイムズカーシェアを使っている方は、「長時間の夜間利用はナイトパック、短時間の日中利用はTCP割引を活かして通常料金」というように使い分けるのがコスト最適化のコツといえるでしょう。

参考リンク

タイムズカーシェアのナイトパック活用シーン別コスト早見表

画面に「COST」と表示された電卓

「自分のケースでいくらかかるのか」がパッとわかるように、よくある活用シーン別にコストをまとめました。

通常料金との比較も併記していますので、どちらを選ぶべきかの参考にしてください。

※すべてベーシッククラス・一般会員で計算しています。

実家への帰省(往復80km・18:00〜翌8:00 / 14時間利用)

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項目ナイトパック通常料金
基本料金2,640円6,600円(24時間上限)
距離料金+1,600円(80km×20円)+1,200円(超過60km分)
合計4,240円7,800円
差額──ナイトパックの方が3,560円お得

深夜タクシーなら片道1万円超になるエリアも珍しくありませんし、新幹線や特急と比べても安く済むケースが多いかもしれないですね。

りゅか

僕がナイトパックを使ったときは、荷物を気兼ねなく積めるのが電車にはない大きなメリットだと感じました!

深夜ドライブ・夜景デート(往復50km・19:00〜翌1:00 / 6時間利用)

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項目ナイトパック通常料金
基本料金2,640円4,290円(6時間上限)
距離料金+1,000円(50km×20円)+600円(超過30km分)
合計3,640円4,890円
差額──ナイトパックの方が1,250円お得

終電を気にせず自由に動けるうえ、二人きりの空間を確保できるのはカーシェアならではの強みです。

早朝ゴルフ・釣り出発(往復100km・18:00〜翌9:00 / 15時間利用)

スクロールできます
項目ナイトパック通常料金
基本料金2,640円6,600円(12時間上限)
距離料金+2,000円(100km×20円)+1,600円(超過80km分)
合計4,640円8,200円
差額──ナイトパックの方が3,560円お得

前夜のうちに車を確保して荷物を積み込み、深夜に出発して目的地周辺で仮眠。

翌朝はゆっくりアクティビティに向かえます。

りゅか

高速道路の深夜割引(0〜4時)と組み合わせれば、さらにコストを抑えられるでしょう。

よくある質問(FAQ)

ナイトパックについてよく寄せられる質問をまとめました。

各質問に対応する公式FAQのリンクも併記していますので、詳しく知りたい場合はあわせてご確認ください。

ナイトパックは自動で適用されますか?

いいえ、自動では適用されません。

予約時にアプリの料金プラン選択画面で「ナイトパック」を手動で選ぶ必要があります。

利用開始後にプランを変更することはできません。

18:00より前に出発したい場合はどうすればいいですか?

ナイトパックの開始前(18:00より前)に通常時間を組み合わせて前倒し利用することはできません。

18:00以降に利用を開始する前提で予約してください。

どうしても17時から車を使いたい場合は、通常の時間料金で別途予約する必要があります。

翌朝9:00を過ぎたらどうなりますか?

アプリから延長手続きをすれば、最大6時間(15:00まで)延長できます。

ただし延長部分には最大時間料金が適用されず、ベーシッククラスなら15分220円がそのまま加算されます。

手続きなしで超過した場合は、通常料金の2倍(15分440円)が請求されますので、絶対に事前手続きを忘れないようにしてください。

ナイトパック利用中に給油したら割引はもらえますか?

ナイトパックを含むパック利用中は、給油・洗車による料金割引は対象外です。

これは、パック料金が給油・洗車の割引分を含めた料金設定になっているためと公式FAQで説明されています。

ただし、給油によるカーシェアポイント(cp)は付与されますので、TCPのステージアップには貢献します。

なお、給油は車内に備え付けの「給油・洗車カード」を使って提携GSで行うため、利用者の費用負担はありません。

予約をキャンセルしたい場合、キャンセル料はかかりますか?

利用開始の1分前までであれば、キャンセル料は一切かかりません。

ただし、チャイルドシートなどオプション付帯時は約30分前まで、特別な車両準備が必要なケースでは2時間前までにキャンセルが必要です。

まとめ

本記事では、タイムズカーシェアのナイトパックの料金体系や距離料金の仕組み、通常料金との損益分岐点、予約方法、延長・キャンセルのルールについて解説しました。

改めてポイントを整理すると、以下の3点です。

  1. ナイトパックの距離料金は0kmから全距離に20円/kmで課金されます。
    利用前にGoogleマップで往復距離を確認しておくだけで、請求額の見通しが立ちます。
  2. 4時間以上の利用なら基本的にナイトパックが有利です。
    3時間以内で済む場合は通常料金の方が安くなるケースもあります。
  3. 返却時刻は余裕をもって設定しましょう。
    早く返却しても基本料金は変わりません。

ナイトパックは仕組みを正しく理解すれば、夜間の移動手段としてとてもコスパの良いサービスです。

この記事が、タイムズカーシェアのナイトパックを検討している方の参考になれば幸いです。

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